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世界初「MQA-CD」発売。176.4kHz/24bit収録、通常CDとのハイブリッド仕様
2017年3月13日 18:32
OTTAVA Recordsは、CDにMQAフォーマットで収めた世界初の「MQA-CD」を3月17日にリリースする。ハイレゾ制作のUNAMASレーベルによる作品「A.Piazzolla by Strings and Oboe」で、価格は2,500円。演奏はUNAMAS Piazzolla Septet。発売元は沢口音楽工房、販売元はOTTAVA。
MQAは、ハイレゾの高音質を維持しながら、ファイルサイズやストリーミング帯域を抑えられるオーディオ形式。
UNAMASのクラシック・シリーズの新作として'16年末に発売された作品を、MQAフォーマットでマスタリングしたMQA-CDとしてリリース。ディスクには1つのWAVデータとして収められ、プレーヤーがMQAに対応している場合は自動的にMQAデコードを行ない、サンプリングレート176.4kHz/24bitで再生。MQA非対応プレーヤーの場合は、通常のCDと同じ44.1kHz/16bitで再生する。
MQA-CD再生対応の機器は、MeridianのリファレンスCDプレーヤー「808V6」。また、光/同軸デジタル出力端子を持つ通常のCDプレーヤーからも、MQAデコード対応のDACへデジタル出力して再生できるという。なお、今回のMQA-CDで検証されていないが、既報の通りMac用のプレーヤーソフト最新版「Audirvana Plus 3」もMQAデコードに対応している。
【追記】MQA-CDのディスクには、「1つのWAVデータとして収められている」旨を追記しました(3月14日)
【曲目リスト】
M-01 Oblivion (Astor Piazzolla) 4'17”
M-02 Adios Nonio (Astor Piazzolla) 6'15”
M-03 Premavera Portena (Astor Piazzolla) 5'47”
M-04 Liber Tango (Astor Piazzolla) 4'04”
M-05 Tanguedia (Astor Piazzolla) 4'25”
M-06 Fugata (Astor Piazzolla) 3'11”
M-07 Soledad (Astor Piazzolla) 8'17”