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'14年のテレビ出荷台数が前年超え。50型以上は127.3%
電子機器出荷額は前年比96.3%。JEITA発表
(2015/1/22 18:48)
電子情報技術産業協会(JEITA)は22日、2014年12月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。12月の電子機器の出荷金額は前年同月比88.6%の1,508億円で、9カ月連続のマイナスとなった。内訳は、映像機器が同91.2%の942億円で6カ月連続のマイナス。音声機器は同68.6%の117億円で2カ月ぶりのマイナス。カーAVC機器は同90%の449億円で8カ月連続のマイナス。
また、2014年計(1~12月)では、民生機器全体が前年比96.3%の1兆3,416億円、映像機器は同97.5%の6,837億円、音声機器は同88.6%の901億円と、いずれも前年を割り込んだ。
12月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比104%の79万5,000台。このうち4K対応テレビは5万7,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は7.2%となった。インターネット動画対応は34万3,000台(同80.1%)。3D対応は10万台(同66.4%)で、テレビ全体における割合は12.6%。サイズ別では、29型以下が同124.2%の22万6,000台、30~36型が同89.7%の24万3,000台、37~49型が同106.5%の23万3,000台、50型以上は同100.2%の9万4,000台。構成比は順に28.4%、30.5%、29.3%、11.8%。2014年の累計出荷台数は549万台で前年比102.1%と微増となり、うち50型以上は同127.3%と大きく伸長した。
12月のBDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比111.6%の53万3,000台。内訳は、BDレコーダが同110.6%の43万6,000台、BDプレーヤーが同116.2%の9万7,000台。DVDビデオは同86%の9万6,000台。
ビデオカメラは前年同月比73.4%の11万7,000台。ICレコーダが12万6,000台(同64.4%)で10カ月連続のマイナス。ラジオ受信機は同92.4%の13万7,000台。ステレオセットは同81%の5万8,000台。スピーカーシステムは同63.4%の5万台。ポータブルオーディオは前年同月比83.3%の12万台で、'14年計は前年比106.3%の112万3,000台となった。
カーナビは前年同月比92.8%の45万1,000台で、8カ月連続のマイナス。