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パナソニック、約2千円のDTS Headphone:X対応カナル型イヤフォン。全12色

 パナソニックは、DTS Headphone:Xに対応し、専用アプリと組み合わせて最大11.1chのサラウンドを楽しめるカナル型(耳栓型)イヤフォン「RP-HJE260」を4月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2,100円前後。カラーは、「エレガントスタイル」5色、「カジュアルスタイル」5色、「ミックススタイル」2色の計12色。

 また、マイク付きリモコンを備えたスマートフォン用の「RP-TCM260」と、iPhone/iPod/iPad用の「RP-HJC260」も同じく4月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はRP-TCM260が2,500円前後、RP-HJC260が2,800円前後。カラーは共通で全5色。

RP-HJE260は全12色

 いずれも新開発の9mm径ダイナミックドライバを搭載したカナル型イヤフォン。ロングポートとロングイヤーピースで耳にしっかりフィットするという「Deep Fit Style」や、耳への当たりが柔らかく、心地よい装着感を実現するラウンドキャップを採用している。

 ステレオ環境で最大11.1chのサラウンドを実現するという、DTSのヘッドフォン/イヤフォン向けサラウンド技術「DTS Headphone:X」に対応。DTS Headphone:Xは、「自分の周りをスピーカーが取り巻いているかのように、頭の外にサウンドが広がる」という音場再現を目指すもので、サラウンド効果を楽しむためには、専用エンコードが行なわれたコンテンツと、対応アプリ「Music Live Powered by DTS Headphone:X」が必要。コンテンツは別売。アプリの対応OSは、Android 4.1~4.4とiOS 7.0~8.1。

 RP-HJE260は、幅広い年齢層にマッチするという全12色をラインナップ。落ち着いた色使いの「エレガントスタイル」は、エレガントブラック(K)、エレガントブルー(A)、エレガントレッド(R)、エレガントピンク(P)、エレガントゴールド(N)の5色。より若い年齢層に向けた明るいテイストの「カジュアルスタイル」は、カジュアルホワイト(W)、カジュアルブルー(AB)、カジュアルレッド(RB)、カジュアルピンク(PB)、カジュアルパープル(V)の5色を用意。さらに、「ミックススタイル」としてカモフラージュ(G)と、マルチカラー(Z)の2色も揃える。プラグはL型3極ステレオミニ。

 RP-TCM260とRP-HJC260は、エレガントブラック(K)、エレガントブルー(A)、エレガントピンク(P)、エレガントゴールド(N)、カジュアルホワイト(W)の5色をラインナップ。RP-TCM260は、受話/終話、音楽再生/一時停止の操作ができるマイク付き1ボタンコントローラを搭載。4極イヤフォンマイク端子を備えたスマートフォンに対応する(XperiaやZTEの一部機種には非対応)。

 RP-HJC260はiPhone/iPod/iPad用のマイク付き3ボタンコントローラを備え、音楽や動画の再生/一時停止、通話時の受話/終話、音量調整が可能。対応機種は、iPhone 3GS/4/4S/5/5s/5c/6/6 Plusと第4世代までのiPad、iPad Air/Air 2、iPad mini/mini 2/mini 3、第2~5世代iPod touch、第4~7世代iPod nano、第3/4世代iPod shuffle、iPod classic(120/160GB)。TCM260/HJC260ともプラグはL型4極ステレオミニ。

TCM260(上)、HJC260(下)は全5色

 カラーやマイク/リモコン、プラグ以外の主な仕様は3モデル共通。ケーブルは絡まりにくい「デルタ形状コード」を採用し、ケーブル長は約1.2m。再生周波数帯域は6Hz~24kHz。インピーダンスは14Ωで音圧感度は93dB/mW。最大入力は200mW。ケーブルを除く重量は約2.5g(ケーブルを含めるとHJC260は約12.5g、TCM260/HJC260は約14g)。イヤーピースはXS/S/M/Lの4サイズを同梱する。

(一條徹)