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リン、スピーカー「EXAKT AKUDORIK」のパッシブ版。EXAKT化も可能
(2015/4/20 19:44)
リンジャパンは、EXAKTシリーズのスピーカーとしてラインナップしている「EXAKT AKUDORIK(アキュドリック)」の姉妹モデルとして、パッシブスピーカータイプの「AKUDORIK passive」を5月21日に発売する。価格はペアで70万円。追加料金9万円でスペシャルフィニッシュモデルにする事もできる。
ブックシェルフタイプの4ウェイスピーカーで、複数のユニットをプレートにまとめた「3K Array」を備えている。エンクロージャはバスレフ。ユニットは、13mm径のシルムドームスーパーツイータ、25mm径のドームツイータ、75mm径のミッドレンジ、165mm径のウーファを搭載している。
能率は87dB/m/Wで、インピーダンスは8Ω。再生周波数帯域は65Hz~33kHz(±3dB)。
スタンドは別売で15万円。なお、EXAKTシリーズの「EXAKT AKUDORIK」にはスタンドが付属し、スタンド内にアンプやEXAKT LINKの入力端子、放熱用のヒートシンクなどを搭載している。
将来的には、パッシブモデル向けに「EXAKT DORIK Stand」も発売する予定で、パッシブモデルのネットワークをキャンセルし、EXAKT仕様に発展させる事もできるという。EXAKTシステム化した場合の再生周波数帯域は40Hz~33kHz(±3dB)。
スピーカー本体の外形寸法は228×325×350mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は12.6kg。
リンが推進している「EXAKT」システムは、DACやデジタルクロスオーバーなどを内包した「EXAKT ENGINE」とアンプを内蔵したスピーカーを用いる事で、ユニットの直前までデジタル伝送を行なうもの。
対応するDSシリーズの製品と、EXAKT LINK対応のスピーカーはLANケーブルで接続。ネットワークプレーヤーであるDSシリーズからデジタルのまま伝送されたデータを、EXAKT EXAKT ENGINEとアンプでアナログ変換&ドライブし、高品位な再生を可能にしている。