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タンノイ、小型ブックシェルフの同軸スピーカー「Revolution XT Mini」。センターも

 エソテリックは、英タンノイ製のスピーカー「Revolution XT」シリーズに、小型ブックシェルフの「Revolution XT Mini」と、センターの「Revolution XT C」を追加。いずれも6月10日に発売する。価格は、XT Miniが96,000円(ペア)、XT Cが95,000円(1台)。仕上げは、2モデルともダークウォルナットとミディアムオークの2種類を用意する。

Revolution XT Mini(ダークウォルナット)

 同軸2ウェイの新ユニット「オムニマグネット・デュアルコンセントリック」ドライバを備えたRevolution XTシリーズの新モデル。両機種とも、20mm径ツイータと100mm径ウーファで構成する同軸ユニットを1基備えるほか、センターの「XT C」は100mm径バスユニット2基も搭載する。

 同軸ユニットのツイータは20mm径のリニアPEIドーム型。リング状の振動板と弾頭型のフェイズプラグを組み合わせた「トーラス・オージャイブ・ウェーブガイド」を採用している。ウーファはマルチファイバーペーパーコーンとラバーエッジを使用し、ボイスコイルは35mm径。インピーダンスは8Ωで共通。

 ブックシェルフのRevolution XT Miniは、小型ながら豊かな低音と点音源再生を両立し、リアスピーカーにも最適というモデル。

 再生周波数帯域は68Hz~52kHz(-6dB)、クロスオーバー周波数は2.8kHz。能率は88dB(2.83V/1m)。推奨アンプ出力は25~100W。エンクロージャはリアバスレフ型。外形寸法は152×199.3×272.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.7kg。

Revolution XT Mini(ミディアムオーク)

 Revolution XT Cは、上位機種と同じ技術を採用したというセンタースピーカー。エッジ巻きボイスコイルのダブルウーファを搭載。「ボーカル再生にも妥協を排した」としている。

 再生周波数帯域は62~52kHz(-6dB)、クロスオーバー周波数は2.8kHz。能率は89dB(2.83V/1m)。推奨アンプ出力は25~120W。エンクロージャはリアバスレフ。外形寸法は450×205.6×176.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.9kg。

Revolution XT C(ダークウォルナット)
Revolution XT C(ミディアムオーク)

(中林暁)