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オーテク、53mm径ユニットとアルミ筐体の密閉型ヘッドフォン。音質と装着性向上

 オーディオテクニカは、長時間でも快適にリスニングできるという密閉型ヘッドフォン3モデルを6月19日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、53mm径ユニット搭載の「ATH-AVC500」が7,000円前後、40mm径の「ATH-AVC300」が3,000円前後、「ATH-AVC200」が2,000円前後。

ATH-AVC500

 インドアで手軽に楽しめるヘッドフォンとして'05年と'09年に発売した「Tシリーズ」を全面リニューアル。いずれも密閉ダイナミック型で、ホームオーディオのほか、映画やライブ映像、PCでの音楽/動画の再生や制作、電子ピアノなどの楽器演奏などの利用を想定している。

アルミハウジングと53mm径ユニットの「ATH-AVC500」

 CCAWボビン巻きボイスコイル搭載の53㎜径ユニットで高密度なワイドレンジ再生を実現するというモデル。制振アルミニウムハウジングにより不要振動を抑制。重低音を引き締める独自のベースポートも備える。

 頭に装着するだけで最適なフィット感が得られるというフリーアジャストヘッドサポートも採用。低反発イヤーパッドにより、快適にリスニングできるという。

 再生周波数帯域は10Hz~25kHz、出力音圧レベルは106dB/mW、インピーダンスは40Ω、最大入力は1,800mW。ケーブルは3m/片出しで、プラグは金メッキのステレオミニ。標準プラグアダプタも同梱する。ケーブルを除く重量は約270g。

40mm径ユニットのスタンダードモデル「ATH-AVC300」と、約2,000円の「ATH-AVC200」

 いずれも40mm径ユニットを搭載するモデルで、ATH-AVC300はCCAWボイスコイルを採用。長時間でも快適にリスニングできるというアジャスタブルヘッドサポートや、自然な装着感をキープするという大型ヘッドバンドを備える。また、ATH-AVC300は、低音の迫力を逃さないように耳を包み込むというイヤーパッドも採用。

ATH-AVC300

 再生周波数帯域は、18Hz~22kHz(AVC300)、20Hz~22kHz(AVC200)、出力音圧レベルは104dB/mW(AVC300)、100dB/mW(AVC200)。インピーダンスは40Ω、最大入力は500mWで両機種共通。ケーブルは3m/片出しで、プラグは金メッキのステレオミニ。標準プラグアダプタも同梱する。ケーブルを除く重量は約230g(AVC300)、約210g(AVC200)。

ATH-AVC200

(中林暁)