Netflixがブラピと組んで映画「ウォー・マシーン」共同制作。'16年独占配信

　Netflixは9日、ブラッド・ピット主演の映画「ウォー・マシーン」を共同制作し、2016年の劇場公開に合わせて全世界でNetflixで独占配信する。なお、日本での劇場公開は未定だが、Netflixは2015年秋に日本でサービス開始予定。

　ウォー・マシーンは、マイケル・ヘイスティングのベストセラー「The Operators: The Wild and Terrifying Inside Story of America’s War in Afghanistan(原題)」を原作とした新作映画で、ブラッド・ピットが代表を務める制作会社プランBとNetflixが共同で制作。2016年の公開を目指す。主演はブラッド・ピットで、監督・脚本はデヴィッド・ミショッド。

　容赦ない破壊工作の功績により地位を築き上げ、アフガニスタン駐留米軍を指揮するまでに登りつめた軍事司令部将軍を主人公にしたアクション大作。斬新かつ過激な戦法を取る軍事司令部将軍と、寄せ集めの指揮官や報道官たちが、多国籍軍による難しい要請やワシントンにおける政治、スクープを求めるマスコミたちと対峙しながら、過酷な戦場で苦闘するという。

　Netflixは、世界最大級の定額制映像配信サービス(SVOD)として、世界各国で事業展開。日本でも今秋のサービス展開を予定している。オリジナルの番組の制作にも積極的で、特に2013年以降は映画やテレビドラマなどの制作から関わり、2013年にエミー賞を3部門受賞した「ハウス・オブ・カード 野望の階段」も制作。こうしたプレミアムコンテンツ展開の一環として、ウォー・マシーンの共同制作に取り組んでいる。