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Optoma、31cmから100型の投写が可能、超短焦点3D対応DLPプロジェクタ

 オーエスは、Optomaの超短焦点DLPプロジェクタ「EH320UST」を8月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は21万円前後。

Optomaの超短焦点DLPプロジェクタ「EH320UST」

 ミラー式の超短焦点プロジェクタで、31cmの距離から100インチの映像を投写できる。教室の黒板や会議室のホワイトボードなどに投写しやすく、ビジネス、文教での利用を想定しているほか、入力端子も豊富に備え、ホームシアターでの利用も想定している。

使用イメージ

 投写方式はDLPで、0.65型DC3のDMDパネルを採用。解像度は1,920×1,080ドット。輝度は4,000ルーメン、コントラスト比は20,000:1。光源は260Wのランプで、ユーザーが交換できる。3D表示にも対応し、DLP Link方式とVESA 3D方式の2つに対応。HDMI 1.4bの入力も備え、Blu-ray 3Dの表示も可能。

 投写距離は0.45m(80型)~0.56m(100型)。一般的な映写スクリーンは、超短焦点プロジェクタの映像には適当ではなく、オーエスの専用スクリーン「SZP、SVS、PA」などの利用を提案している。

 新しい色彩処理アルゴリズム「ブリリアント・カラー・テクノロジー」や、システムレベルのカラー信号画質向上処理を導入。優れた色彩を実現しながら、高い輝度も得られるという。

 入力端子はHDMI×2、アナログRGB(VGA/YPbPr)×2、コンポジット×1、アナログ音声(ステレオミニ)×1、アナログ音声(RCA)×1、マイク×1を搭載。出力として、アナログRGB(VGA/YPbPr入出力兼用)×1、3D SYNC×1、USB電源×1、トリガー(12V)×1、アナログ音声(ステレオミニ)×1、コントロール端子のRS-232C×1、RJ45×1などを備えている。16Wのモノラルスピーカーも搭載。

 騒音はエコモード時で29dB。消費電力は最大350W(ブライトモード)。外形寸法は385×310×120mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4.8kg。

(山崎健太郎)