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音楽配信「AWA」が有料化直前に960円に値下げ。オフライン再生対応も
(2015/8/24 20:08)
AWAは24日、定額制音楽配信サービス「AWA(アワ)」のPremiumプランの月額料金を960円(税込)に値下げし、名称もStandardプランに変更した。当初は1,080円(税込)で展開予定だったため、120円の値下げとなる。
5月27日のサービス開始時に発表されたAWAの料金プランは、プレイリストの作成公開や、曲を指定して再生できるオンデマンド再生が時間無制限で利用できる「Premium」と、オンデマンド再生時間が限定されたプレイリスト/ラジオ視聴型の「Lite」の2種類だった。今回、上位プランのPremiumをStandardに名称変更するとともに120円値下げし、税込みで1,000円以下でオンデマンド型の定額制音楽配信を実現する。
なお、AWAはサービス開始から3カ月間はお試し期間として「Standardプラン(旧Premium)」が利用可能で、値下げ発表時には開始からまだ3カ月経っていないため、1,080円/月のプランは実際には提供されず、値下げされたこととなる。
今後は、Standard(960円/月)と、Lite(360円/月)の2つの有料プランが選択可能になる。なお、LITEプランの機能を、月に60分だけ無料で利用できるFREEプランも用意している。
なお、当初予告通りに8月24日には、iOS/Androidアプリで、「オフライン再生」に対応。ユーザー自身がオフライン再生指定した楽曲に対して、ネットワークがオフの状態でも聴くことができるようになった。これにより、通信量の消費削減や、電波状況の悪い環境でのAWAの利用が可能になる。
あわせて、AWA特徴のひとつであるプレイリストも強化。ジャンルごとに人気のプレイリストを作成しているユーザーのランキング「Playlister Charts」に加え、新たに著名人が公開しているプレイリストを一覧で楽しめる「Official Playlisters」機能も実装した。
iOS版はVer.1.2で、iOS 7.0以降に対応、Android版はVer 1.2.1となりAndroid 4.3以降に対応。また、Android版ではアルバムからのシェアにも対応した。
AWAの運営は、エイベックス・デジタルとサイバーエージェントが共同出資したAWA株式会社。8月24日現在、アプリのダウンロード数は400万を突破し、配信楽曲数は2015年内に3,000万曲を予定している。