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シャープ、10月1日からカンパニー制を導入。自律経営で収益強化

 シャープは3日、10月1日付けの組織変更/人事移動を発表し、5つの事業体を母体としたカンパニー制を導入する。デジタル家電や白物家電などを担当するのは「コンシューマーエレクトロニクスカンパニー」となる。

 新カンパニーは以下の通り。

・コンシューマーエレクトロニクスカンパニー
・エネルギーソリューションカンパニー
・ビジネスソリューションカンパニー
・電子デバイスカンパニー
・ディスプレイデバイスカンパニー

 各カンパニーは、開発から生産、販売までの一貫体制を構築し、自律経営を行なうことで、収益基盤を強化。本社部門は各カンパニーへの統制を利かせ、全社として規律あるスピード経営を目指すという。各カンパニーの長は、カンパニー社長として統括する。

 コンシューマーエレクトロニクスカンパニーでは、テレビなどのデジタル家電や、白物家電、携帯電話などの通信事業を集約。デジタル情報家電事業本部、通信システム事業本部、健康・環境システム事業本部の3事業本部を中心に展開する。

 コンシューマーエレクトロニクスカンパニー社長は、シャープ 代表取締役 兼 専務執行役員の長谷川祥典氏が就任する。

5月の中期経営計画発表時に示された5カンパニーの分担

(臼田勤哉)