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ケンウッド、FLAC/iPhone対応のCDレシーバー「U310」
実売12,000円。新スピーカーのRSシリーズも
(2015/10/5 12:36)
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドのCD/USB/iPod対応カーオーディオ「U310/U310R」を11月初旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,000円前後。
市販向けのカスタムフィットスピーカー「RSシリーズ」の6モデルも10月中旬に発売。6モデルを用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は6,500円~14,000円前後(2本1組)。
U310/U310R
エントリークラスのCDレシーバーで、USB端子を備えており、接続したUSBメモリやiPhone、Androidスマートフォンなどの音楽再生に対応。FLACの再生も行なえる。U310はブルーのイルミネーションをU310Rはレッドのイルミネーションを採用する。
特徴は、USBメモリ等に記録したFLAC(48kHz/16bitまで)の再生が可能なこと。FLACだけでなく、WAVやMP3、WMAファイルなども再生できる。
別売のケーブル「KCA-iP102」、「KCA-iP103」を用いて、iPhone/iPodからU310/U310Rの操作が行なえる「APP & iPodコントロールハンドモード」を搭載。対応機種は第1~第5世代iPod touch、iPod classic、第3~第7世代iPod nano、iPhone 3G/3GS/4/4S/5/5c/5s/6/6 Plus/。
AndroidスマートフォンとのUSB接続も可能で、Android OS 4.1/ Android Open Accessory Protocol 2.0(AOA2)に対応。独自のアプリ「KENWOOD Music Play」を使い、スマホ内の楽曲をアーティスト、アルバムなどの項目から選択・再生できる。
iPhone/iPodでは、[アルファベットサーチ]に対応するほか、収録曲やリストを曲数に応じて本体に表示さえて、スクロールしながら検索する[スキップサーチ]に対応する。
ステレオミニ入力のAUX端子も装備。ソースで変わる音量レベルを調整する「ボリュームオフセット機能」も装備。8種類のイコライザーカーブにより、音質を選べる「dBイコライザー」や、ロードノイズなどでかき消されやすい小さな音や低音を補強する「ドライブイコライザー」も備えている。
アンプ部には、最大出力は50W×4chのMOS-FETアンプを採用。FM/AMチューナも備え、FMは、AMラジオのサイマル放送を行なうFM補完中継局に対応。99.0MHzまでのワイドFMが受信できる。
また、自動車販売やカーリース/レンタカー業界など特定販路向けのCD/USBレシーバー「RDT-181」も11月初旬から発売される。
RSシリーズ
カスタムフィットスピーカーエントリーモデル「RSシリーズ」を一新。新たに、ツィータをセパレート化した「KFC-RS173S」、「KFC-RS163S」をラインナップした。従来と同様の同軸型も「KFC-RS173」、「KFC-RS163」、「KFC-RS123」、「KFC-RS103」を用意し、合計6モデル展開となる。
各製品の主な違いはユニット径。価格は以下のとおり。
型番 | ユニット | 種類 | 価格(ペア) |
---|---|---|---|
KFS-RS173S | 17cmウーファ 25mmツイータ | セパレート | 14,000円 |
KFS-RS163S | 16cmウーファ 25mmツイータ | セパレート | 13,000円 |
KFS-RS173 | 17cmウーファ 25mmツイータ | 同軸 | 7,500円 |
KFS-RS163 | 16cmウーファ 25mmツイータ | 同軸 | 7,000円 |
KFS-RS123 | 12cmウーファ 25mmツイータ | 同軸 | 7,500円 |
KFS-RS103 | 10cmウーファ 25mmツィータ | 同軸 | 6,500円 |
KFC-RS173S/RS163Sは、シリーズ初のセパレート型ツィータを搭載。最適な場所にツィータを設置できるため、エントリーモデルながら明瞭感ある音像を再現できるという。ツィータは25mmバランスドドームを採用。ウーファ中央部には高音を鮮やかに伸ばすという独自設計のコンケーブ型キャップを採用している。
RSシリーズ6モデルで、いずれも、応答性に優れたカーボンファイバー+マイカ振動板を採用。振動板表面は独自のダイヤモンドアレイパターンを採用し、クリアで歪のない音を実現するという。