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iBasso、約21gのポータブルDAC/AMP「Macchiato」。ゲーム向けマイク入力対応
2025年11月28日 11:00
MUSINは、iBassoのエントリーライン「iBasso Jr.」から、ポータブルDAC/AMP「Macchiato」を12月5日に発売する。価格は12,870円。予約受付は11月28日より受け付けている。
Type-Cでスマートフォンと接続するだけで音質を底上げできるという、コンパクトなHi-Fi DAC/AMP。
出力は3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスで、3.5mm端子は4極マイク入力に対応し、マイク付きイヤフォンをそのまま接続可能。ゲーム中のボイスチャットを遅延少なく行なえるとしている。
DAC部にはCirrus Logic製「CS43131」を左右独立のデュアル構成で採用した。さらにフェムトクロック水晶発振器でデジタルクロックを再構築し、ジッターや歪みを大幅に低減したという。対応フォーマットはPCM 384kHz/32bitとネイティブDSD256。
ポップスのボーカルからクラシックまで、細部の表現力と立体感を重視したチューニングが施されている。
アンプ部は4chフルバランス独立型ヘッドフォンアンプを搭載し、4.4mmバランス接続時で最大580mW+580mW(@32Ω)の出力を確保。イヤフォンからヘッドフォンまで、コンパクトサイズながらパワフルにドライブできるとしている。
主なオーディオスペックは、3.5mmシングルエンド出力がS/N比127dB、ダイナミックレンジが128dB、THD+Nが-115dBA(300Ω負荷時)、出力が195mW+195mW(@32Ω)。
4.4mmバランス出力はS/N比が131dB、ダイナミックレンジが132dB、THD+Nが-118dBA(300Ω負荷/-105dBA・32Ω負荷)、出力が580mW+580mW(@32Ω)。
いずれも再生周波数帯域は5Hz〜80kHz(-0.5dB)。
USB-CはUAC2.0/UAC1.0プロトコルを切り替え可能。iOS/Androidスマートフォンやタブレットに加え、Windows/macOS/LinuxといったPC、UAC1.0対応の家庭用ゲーム機にも接続できる。
外観はラウンドエッジを採用した小型ボディに、アルミニウム合金CNC削り出しフレームとサンドブラスト仕上げを組み合わせたもの。メッキ処理を施したガラスパネルが前面に配され、輝きと金属感を両立させたアクセサリーライクなデザインとしている。
操作部は0.96型OLEDディスプレイと3つの物理ボタンによるハイブリッド構成。音量調整やゲイン切り替え、デジタルフィルター変更、左右バランス調整などの設定を本体だけで行なえる。
Android向け「iBasso UAC」アプリに対応し、内蔵のハイエンドDSPチップと組み合わせて8バンドPEQによる詳細な音質カスタマイズが可能。ユーザーEQは3種類まで保存でき、好みのサウンドやゲーム向けのプロファイルを作り分けられる。
付属のUSB-C to C OTGケーブルは銀メッキ単結晶銅を採用。交換式ケーブル設計とすることで、用途に応じたケーブルへの変更にも対応する。外形寸法は49.6×27.6×12.9mmで、重量は約21.6g。





