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コーレル、ビデオ編集とBD作成を統合した「VideoStudio X8.5」。X8ユーザーは無料

 コーレルは、ビデオ編集ソフト「VideoStudio X8」にRoxioのBD/DVDオーサリングソフト「MyDVD」を統合した新バージョン「X8.5」を9日より発売した。直販価格はエディションによって異なり、Ultimateが16,329円(税込)、Proが12,441円(税込)。従来のX8シリーズユーザーへは無償アップデートを提供開始した。対応OSはWindows 7/8/8.1のほか、新たにWindows 10にも対応する。

VideoStudio Pro X8.5の操作画面

 アップデートの対象となるのは、VideoStudio X8シリーズのパッケージ版/ダウンロード版(Ultimate/Pro/特別優待版/アカデミック版)。ペイントソフト「PaintShop Pro X8」とセットになったバージョンも対象。

VideoStudio MyDVDのディスク作成画面

 4月発売のVideoStudio X8は、4KのXAVC Sフォーマットなどにも対応したビデオ編集ソフト。

 X8.5ではX8の機能を継承しつつ、RoxioのBD/DVDオーサリングソフトを「VideoStudio MyDVD」として統合し、VideoStudioが備えるビデオ編集機能と組み合わせて利用可能。自分で撮影した動画などを使い、BD/DVDを3ステップで作成できるという「Magicモード」を備え、ホームビデオなどを簡単に素早くディスクにできるとする。詳細設定からメニュー/チャプターを追加したり、手持ちの写真を使ったオリジナルメニューの作成も行なえる。

 そのほか、迫力ある3Dタイトルを直感的に作成できる「NewBlue TilterEX」の追加や、写真/動画を使ったフォトムービー作成ができる「おまかせモード」への「補正/調整」メニュー追加などが行なわれる。オーディオ編集機能も改善。従来はムービーの音声にオーディオフィルタを適用する際に必要だったムービー/音声の分割作業が不要になり、そのままフィルタを適用できるようになっている。

3Dタイトル作成機能「NewBlue TilterEX」
「おまかせモード」に追加された「補正/調整」メニュー

(庄司亮一)