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MGMとユニバーサルの作品がDolby VisionでHDR提供へ

 米Dolby Laboratoriesは5日(米国時間)、MGM(Metro-Goldwyn-Mayer)、およびユニバーサルピクチャーズホームエンターテイメントと、ハイダイナミックレンジ(HDR)映像技術の「Dolby Vision」に関する提携を発表。今年から、Dolby Visionのフォーマット向けにマスタリングされた両社の新作・カタログタイトルをホームエンターテイメント事業者向けに提供していく。

Dolby Vision
MGM(Metro-Goldwyn-Mayer)

 Dolby Visionは、ダイナミックレンジの広い明るさや、より広色域な映像を伝送・表示するためのHDR技術や再生ソリューションの総称。既に、ハリウッドの大手映画スタジオやNetflixなどの動画配信事業者、テレビメーカーなどの支持を受け、エンドツーエンドの対応が進んでいる。今回、新たにMGMとユニバーサルの2社が加わる形となる。

 Dolby Laboratoriesのシニアバイスプレジデント、Curt Behlmer氏は「MGMとユニバーサルピクチャーズの豊富なライブラリと魅力的な新作でDolby Visionが使われることに興奮している」と述べている。

(庄司亮一)