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テレビ録画番組が、ASUSTOR製NASからスマホ視聴可能に。sMedioのDTCPアプリ提供

 ASUSTORは、同社NAS製品に対応したsMedio製DTCPサーバーアプリの提供を開始。これにより、テレビ録画番組などをレコーダなどからNASへダビング(ムーブ)して、DTCP-IP/DTCP+でリモート再生可能になった。AS10/AS31シリーズのユーザーはライセンス無料でサーバーアプリを利用でき、他モデルは別途ライセンス購入で順次対応。スマホ/PC用の視聴アプリは有料。

録画番組をNASにムーブしてスマホなどで視聴可能に

 sMedioとの協業により、DTCP-IPで保護された録画番組などを対応NASへムーブできるアプリの提供を開始。これに加え、視聴アプリの「sMedio TV Suite」(Windows版1,900円、Android版900円)などを購入することでスマホやタブレット、PCを使って視聴できる。

 さらに、DTCP+をベースにしたリモートアクセス機能の「sMedio Remote Access Solutions(sRAS)」サービスにも対応。sMedio TV Suiteを利用し、インターネット接続を介して自宅の外からNAS内のコンテンツにアクセスできる。sRASサービスは、DTCP+をサポートしているモデルのみ対応する。

 sMedio DTCPサーバーアプリは、日本のユーザーのみインストール可能。AS10/AS31シリーズでは無料でアプリを利用でき、AS61/62シリーズでは、別途アクティベーションコードを購入することで対応する。購入済みのユーザーは、ASUSTOR販売代理店に連絡するとライセンスが配布される。将来的には、全てのASUSTOR NAS製品(AS10/31シリーズのみ無料バンドル、その他モデルは有料)で利用可能になる予定。

4K動画再生にも対応したAS31シリーズの4ベイモデル「AS3104T」
エントリーモデルAS10シリーズの2ベイ「AS1002T」

 ASUSTORのプロダクトマネージャーのJames Su氏は「日本でお気に入りのデジタルテレビ番組を録画するには、十分なストレージ領域を必要とし、さらに厳しい保護規格に準拠する必要がある。今後、ASUSTOR AS10およびAS31シリーズのユーザーは、sMedio DTCP Moveアプリの無料アクティベーションコードを受け取ることができる。これにより、デジタルTVの録画番組をNASの大容量のHDDに移動し、お気に入り番組のライブラリを作ることができるようになる」とコメントしている。

(中林暁)