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TANNOY創業90周年、ビンテージマイクがモチーフのスーパーツイータ「PRESTIGE GR ST」
(2016/2/9 12:49)
エソテリックは、英TANNOY(タンノイ)のネットワーク内蔵スーパーツイータ2モデルを3月1日より発売する。同社のスピーカー「Prestige GR」シリーズに合わせて外装をウォルナット/ゴールド仕上げとした「PRESTIGE GR ST」と、ブラック/シルバー仕上げの「ST-300Mg」をラインナップする。価格はどちらも55万円(ペア)。
TANNOY創業90周年を記念して発売されるスーパーツイータ。メインスピーカーに追加することで超高域再生能力を拡張させ、ハイレゾへの対応や、低域ソースに含まれる倍音の正確な再現も可能としている。タンノイ・ビンテージ・マイクロフォンをモチーフとしたデザインを採用し、下部にはウォルナット無垢材のスピーカーベース兼ネットワークボックスを備える。前面にはビンテージTANNOYロゴ「ライトニングストライク」をあしらった。
同社の「Kingdom Royal」の技術を投入した25mm径のドライバーユニットは、振動板に44μ厚マグネシウム合金ドームを採用。周波数特性は62kHz(-6dB)/100kHz(-18dB)。極薄セラミック・コーティングやプラズマ溶着ボイスコイルを採用して耐久性を向上。高磁束密度型マグネットの採用や、コンピューター解析によるハウジング設計により、音質向上を図っている。
スピーカーベース上面のパネルから、クロスオーバー周波数と音圧レベルを調整可能。クロスオーバータイプは3次オーダーバイパスで、クロスオーバー周波数は14/16/18kHz。音圧レベルは89~95dBで1.5dBステップの5段階調整が行なえる。配線は低誘導PTFE(テフロン)被覆の高純度MC(マッチド・クリスタル)OFC。金メッキのネットワーク調整用ロックアップネジやスピーカー端子を備える。高周波フィルタリングに適したパーツを使い、高周波ノイズの侵入を低減させるアース端子も備える。
推奨アンプ出力は最大350W。連続許容入力(RMS)は175Wで、最大許容入力(瞬間)は700W。能率は95dB。インピーダンスは8Ω。外形寸法は146.9×206.2×130.4mm(幅×奥行き×高さ)。