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Technics、ネットワークプレーヤーを一体化したアンプ「SU-G30」
(2016/3/8 16:10)
パナソニックは、テクニクス(Technics)ブランドのネットワークプレーヤー内蔵プリメインアンプ「ネットワークオーディオアンプ SU-G30」を4月22日より発売する。価格は40万円。受注生産品となる。
ネットワークオーディオプレーヤーとUSB DAC機能を内蔵したプリメインアンプ。徹底したジッター・ノイズ対策を施したネットワークオーディオ回路を、デジタルアンプと一体化。デジタルのまま、最短のシグナルパスでパワー段まで伝送するため、音質劣化を排除できるという。同時発表のCDリッピング対応ミュージックサーバー「ST-G30」との組み合わせを想定している。
Technicsのリファレンスクラス「R1シリーズ」にも使われている「JENO Engine」や、高速で超低ON抵抗の「GaN-FET Driver」などの高音質技術を搭載。定格出力は50W×2ch(8Ω)、100W×2ch(4Ω)。
JENO Engineでは、音声信号をフルデジタルのまま入力からパワー段まで低ジッタ伝送、処理を行なう。また、幅広いスピーカーを理想的な振幅・位相特性でドライブするスピーカー負荷適応処理「LPAC」も搭載。負荷変動によるスイッチング周波数変動を抑えたほか、後段にリニア・レギュレータを配すことで、出力電圧の安定化を図る専用スイッチング電源を採用し、忠実な信号増幅を可能とした。
DLNA対応のネットワークオーディオプレーヤーとして動作し、スマートフォンアプリ「Technics Music App」から操作が可能。また、USB DACとしても動作する。対応ファイル形式は、FLAC/WAV/AIFF/ALACとAAC、WMA、MP3、DSDなど。DLNA再生時はPCM系が最高192kHz/24bit、DSDが最高5.6MHzまで対応、USB入力時はPCM系が最高384kHz/32bit、DSDは11.2MHzまで対応する。
Ethernetのほか、IEEE 802.11a/b/g/n無線LANも搭載。AppleのAirPlayに対応しているほか、インターネットラジオ「vTuner」にもファームウェアアップデートにより対応予定。Bluetoothにも対応し、対応コーデックは、aptX Low Latency、AAC、SBC。
入力端子はUSB×1、PC入力×1、光デジタル音声×1、同軸デジタル音声×2、アナログ音声入力(PHONO)×1、アナログ音声入力(LINE IN)×1。ヘッドフォン出力も備えている。消費電力は96W。外形寸法は430×424×98mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は11.5kg