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キヤノン、写真/動画向けストレージ用のスマホアプリを5月提供。一括保存に対応
（2016/3/10 16:01）
キヤノンは、PCレスでカメラの撮影データを保存/閲覧/共有できる、無線LAN搭載のHDDストレージ「Connect Station CS100」向けのスマートフォン/タブレット用アプリを5月より提供する。対応OSはiOS 8.4/9.2と、Android 4.4/5.0/5.1/6.0。無料でダウンロードできる。
アプリ名は「Connect Station」。CS100に複数の写真/動画を取り込む際の操作性などを強化し、これまでのブラウザ操作よりも利便性を高める。CS100のファームウエアアップデートも必要。
「Connect Station」を起動するだけでCS100を自動検出・接続できるようになる。現在はCS100側のIPアドレスの入力や、ブラウザでのログイン操作などが必要だったが、これを簡素化した。
さらに、スマホ/タブレットからは、「アルバム登録」を行なったもののみが閲覧できたが、新アプリでは全写真の閲覧/検索が可能で、撮影年月指定による検索もできるようになる。
複数の写真のCS100への一括アップロードや、CS100からの一括ダウンロードに新たに対応。スマホ/タブレットでは、選択時に頻繁に画面遷移する必要がなくなり、複数画像をまとめて操作する際の操作性を向上させる。また、パソコンからは最大1,000枚までの写真や、動画の一括アップロードも可能に。ただし、スマホ/タブレットからの動画アップロード/ダウンロード/閲覧には非対応。また、パソコンから動画のダウンロード/閲覧は行なえない。
保存されている写真/動画の一括コピー先として新たに1TB以上の外付け大容量HDDに対応(従来はCF/SDXCメモリーカードのみ)。ただし、バスパワータイプの外付けHDDには対応しない。
このほか、ユーザーにCS100の定期的なバックアップ操作を促すリマインドメッセージを出したり、ワイヤレス保存時に対応カメラのNFC/Wi-Fi機能がオフになっているとアラートを表示するなど、操作性の改善が行なわれる。