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スマホを入れてVR視聴、5,120円の「ボッツニュー Lite」。スマホ天体望遠鏡も

 エレコムは、ユーザーのスマートフォンを内部に入れ、VRコンテンツを楽しむためのVRヘッドセット「ボッツニュー Lite」(EDG-VRG001)を4月上旬に発売する。価格は5,120円。

「ボッツニュー Lite」(EDG-VRG001)

 エレコムと、バンダイグループのメガハウスがコラボして開発されたもの。ユーザーのスマートフォンに、専用のVRアプリ「Botsnew Player」をインストール(Android/iOS)。ボッツニュー Liteを組み立て、前方部分のスペースにセット。スマホのディスプレイを、ボッツニュー Liteのレンズを介して両目で見る事で、VRコンテンツが楽しめる。

 スマホのジャイロ機能を利用し、頭の動きに合わせて視界も連動。臨場感のあるVR体験ができるという。メガネをかけたままでも使用可能。

左右のレンズを介してスマホのディスプレイを見る
使用イメージ

 アプリでは、随時更新されるオリジナルVR動画や、YouTubeにアップされている3D動画の視聴、通常のYouTube動画の2分割視聴が可能。PANOPLAZA MOVIEで自作した動画のアップロードもできる。

 レンズには、ゆがみが少なく目に優しいという日本製のレンズを採用。筐体には樹脂を使っている。外形寸法は約170×170×100mm(幅×奥行き×高さ)、組立後の重量は約25g。

スマホで月のクレーターを撮影、「スマホ天体望遠鏡」

 スマートフォン向けの、組立式天体望遠鏡「EDG-TLS001」も14,120円で発売される。

組立式天体望遠鏡「EDG-TLS001」
三脚とスマホは別売

 ユーザーのスマホを接眼部にセットし、スマホの画面で観察できる光学約35倍のカートン組立式の天体望遠鏡。本体は紙製。はさみと定規だけで作ることができ、望遠鏡本体のレンズとスマホのデジタルズーム機能を組み合わせ、最大140倍まで拡大できるという。

 覗きこまず、スマホのディスプレイで観察できるため、大勢での観測に適しているという。さらに、スマホ側のアプリで撮影も可能。4~6インチのディスプレイを備えたスマートフォンに対応できる。

 日本製の光学ガラスアクロマートレンズを採用。底面に三脚用のネジ穴を備えている。三脚は付属しない。不使用時にホコリの付着を防止するカバーを同梱。

 外形寸法は約420×145×180mm(幅×奥行き×高さ)。組立後の重量は約220g。

(山崎健太郎)