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パナソニック、胸ポケットに収まるスティック型ICレコーダ。簡単操作モデルも
(2016/5/13 15:15)
パナソニックは、服の胸ポケットに入れて録音できるスティック型ICレコーダ「RR-XP008」を7月8日より発売する。内蔵メモリは4GB。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11,000円前後。カラーは、ブラック(K)、ホワイト(W)、バイオレット(V)、ピンク(P)の4色。
コンパクトなスティック型デザインのICレコーダで、クリップで胸ポケットなどの縁に挟んで使用できる。外形寸法は126.5×16×19.8mm(縦×横×厚み)、重量は約33g(乾電池含む)。録音形式は44.1kHzのリニアPCM(ステレオ)や、MP3(ステレオ/モノラル)から選択できる。内蔵メモリへの録音可能時間は、PCM/44.1kHz(ステレオ)で約6時間、MP3/128kbps(ステレオ)で約66.5時間、MP3/8kbps(モノラル)で約1,069時間。
会話や会議などシーンに合わせて録音設定を選べる「録音シーンセレクト」や、マイクで集音した音声を別売のイヤフォンでリアルタイムに聴ける「集音機能」、雑音を低減して再生する「ノイズキャンセル再生」機能などを備える。
語学学習などに利用できる「かんたんシャドーイング再生」機能を搭載。トレーニングしたいA-B区間を、無音または小音量再生をはさみながらリピート再生し、お手本音声に合わせた発声練習が行なえる。無音部分を飛ばせる「スキップ」機能も利用可能。さらに練習用コンテンツも内蔵メモリに収録している。
ステレオミニのヘッドフォン出力端子を備え、出力は2.5mW×2ch。出力90mWの10mm径スピーカーも備える。付属の単4ニッケル水素充電池1本で動作し、USB充電に対応する。録音時の持続時間は最大18~33時間(PCM/44.1kHz~MP3/8kbps)、再生時で最大9~11.5時間(同)。アルカリ乾電池も利用できる。
5,000円のICレコーダ初心者向けモデル
ICレコーダが初めてでも簡単に操作できるよう、大きな液晶ディスプレイやボタンを備える「RR-QR220」を5月27日に発売する。内蔵メモリは2GB。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,000円前後。カラーはホワイト(W)のみ。
稽古事などでICレコーダを利用する入門者向けモデル。大型ディスプレイで表示を見やすくし、大きな操作ボタンで簡単に操作できるとする。音声で操作をサポートしたり、設定情報を案内する機能も備える。
録音形式はMP3で、XP/SP/LP/SLPの4モードを備え、録音可能時間は約21/65/130/523時間。シーンに合わせて録音設定を選べる「録音シーンセレクト」や、雑音を低減して再生する「ノイズキャンセル再生」機能、語学学習などに利用できる「かんたんシャドーイング再生」機能などを備える。パソコンには接続できない。
ヘッドフォン出力と外部マイク入力はモノラルで、出力210mWの20mm径スピーカーも備える。単4電池1本で動作し、録音時で最大50~82.5時間(XP~SLP)、再生時で最大21~22時間(同)。外形寸法は114.3×40.5×21mm(縦×横×厚み)、重量は約66g(乾電池含む)。