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開催場所:東京ビッグサイト
入場料:無料
前年まで東京・池袋サンシャインシティで開催されていた本イベントだが、今回から東京ビッグサイトに場所を移し、展示面積を約1.5倍に増加させている。出展社数は63社(東京会場)。毎回、デジタルカメラの春商戦向け新製品が展示されており、今回も、2月に米ラスベガスで行なわれた「PMA2001」で展示されたモデルや、その後発表された新製品が出品されている。 オリンパスは、3月21日に発表された211万画素CCD搭載の光学10倍ズーム機「CAMEDIA C-700 Ultra Zoom」を展示。実機に触れるコーナーでは常に人だかりが絶えなかったほどで、CAMEDIA人気の高さを印象づけた。また、ニコンはIPPF2001につづいてD1XとD1Hをメインにした展示を行なった。特に、会期直前に価格と発売日が決まったD1X(5月下旬発売、590,000円)は、順番待ちができるほどの人気となった。
キヤノンは、3倍ズーム211万画素の「IXY DIGITAL 300」を出品。クレジットカードサイズの用紙を使用する小型プリンタ「CP-10」と同じカウンターで展示し、プリントデモを行なった。また、参考出品として、フィルムスキャナ「CanoScan FS-4000US」を紹介した。解像度4,000dpiの高級機で、米では1,099ドルで発売されるという。
ミノルタは、2/3型524万画素CCDを搭載した、7倍ズーム機の「ディマージュ7」を参考出品した。同じボディを使用する1/1.8型324万画素CCD機「ディマージュ5」とともに、来場者の注目を集めていた。また、コンパクトカメラスタイルの「ディマージュS324」も参考出品されていた。
旭光学工業(ペンタックス)は、同社の35mm一眼レフカメラ「MZ-S」をベースにした、レンズ交換式デジタルカメラを参考出品した。2000年秋のフォトキナ2000で展示されたもので、名称、発売日、価格などは未定。35mmと同じ撮像面積を持つ600万画素のCCDを搭載するとあって、訪れたカメラファンの熱い視線を浴びていた。また、2/3型324万画素CCDを搭載する「EI-3000」(仮称)も参考出品された。すでに発売されている「EI-2000」のCCDをスペックアップしたものになる予定。価格、発売日などは未定となっている。
京セラは、4月下旬発売の334万画素機「Finecame S3」を展示した。87×30×55mm(幅×奥行き×高さ)、重量160gというコンパクトな光学2倍ズーム機。記録メディアにはSDメモリカードまたはMMCを使用する。また、2001年春の発売がアナウンスされている、600万画素のレンズ交換式一眼レフ「N DIGITAL」も出品された。価格、発売日は未定。
リコーは、3月22日に発表された「RDC-i500」を展示した。すでに発売されている「RDC-i700」同様に通信機能を持つモデルだが、PCカードスロットを省くなど、「RDC-7」シリーズのコンパクトさを受け継いでいる。「RDC-7S」との外見上の違いは、ストロボや光学ファインダーまわりに透明のアクリル板がアクセントとして施されたこと。また、CFタイプ2カードスロットを装備し、microdriveにも対応する。
エプソンは、334万画素3倍ズーム機「CP-920Z」を展示した。また、ブース入り口には、3月1日に発表された「PIM」(PRINT Image Matching)対応機がケースにずらりと並べられたほか、同社プリンターによるプリントデモが盛んに行なわれるなど、同規格の優位性を来場者にアピールした。
□フォトエキスポ2001のホームページ (2001年3月23日)
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