今回の閉鎖は、アイワが3月26日に発表した経営改革案に基づくもの。閉鎖の理由を「アジア地域の他工場と比較すると労務費がきわめて高く、さらにグループを取り巻く経営環境の変革についていけないため」と説明している。 アイワ岩手ではMDコンポ、ポータブルDVDプレーヤー、モデム、テープストリーマ、携帯電話などの通信・IT関連機器を生産しているが、9月から段階的に縮小し、12月末にはすべての生産活動を終了する予定。AV機器は8月末に生産を終了し、同時に約480名の従業員を約280名に削減する。その後はOEM契約のテープストリーマや携帯電話を継続して生産するが、生産移管先を決定の後、2002年3月末に閉鎖される。 アイワ岩手内でオーディオ製品の生産を行なっているポローニア株式会社も、8月末までに生産活動を終了し閉鎖される。また、アイワ秋田株式会社、アイワ花泉株式会社の閉鎖も決定している。 アイワが3月26日に発表した経営改革案は事業規模の縮小が主な内容で、不採算製品の生産を削減し、現在の年商規模3,000億円を2002年度には30%程度に縮小するというもの。同案にはグループ内9工場の集約化も含まれていた。
□アイワのホームページ(国内) (2001年4月17日)
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