両社は、「これまでもMD製品を中心に協力関係を深めていたが、今回1ビットアンプ技術(高速標本化1ビット信号処理方式)に関する技術提携も行ない協業を推進していくことにした」と、提携理由を説明。 また、ケンウッドでは、「今まで音質、輻射ノイズ、価格等の面から多くの高効率デジタルアンプの可能性を検討してきた。今回シャープが開発を進めている極めて高性能な高効率1ビットアンプ技術を採用し、今後、本技術の磨き込みや熟成を協力して追求しようと合意した」としている。 今後の商品展開と技術開発については、ケンウッドは据え置きタイプのホームステレオ、AVアンプ/レシーバー、ポータブルオーディオ、カーオーディオなど、あらゆる商品分野への応用を検討。また、1ビット技術のさらなる改良発展では、「より一層の音楽的な熟成、省スペース化ならびに高効率化を目指したデバイス開発を推進していく」という。コストについても、両社での採用機種の増加に伴い、量産効果によるコストダウンが期待されるとしている。 なお、1bitオーディオについては、2月13日にシャープと、早稲田大学、パイオニア株式会社が「1ビットオーディオコンソーシアム」を設立している。
□シャープのホームページ (2001年4月23日)
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