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同イベントは、半導体レーザ、光電送装置、個体受光素子などの光産業全体の部材を展示する総合イベント。今年の出展社数は328社。今回の展示では、ブロードバンド向けのコネクタやケーブル、発光素子といったPOF(Plastic Optical Fiber)関連が目を引いたが、その一方でDVDや液晶プロジェクタなどのAV機器関連の出展も見受けられた。
■ 東芝 SMI(Small Multimedia Interface)は、情報家電を双方向接続するための光トランシーバ規格で、全2重通信できる2芯POFを採用。伝送速度は最大250Mbps、250Mbps時の伝送距離は最大20mとなっている。コネクタは押し込むと外れるタイプを採用している。なお、同社以外では、日本オプネクスト株式会社がSMI型コネクタを参考出品していた。
また、非接触型のトスリンク「TOTX1500/TORX1500」も参考出品された。約3cmまでの距離を非接触でデータ伝送できる。伝送速度は最大125Mbps。動作品はなかったが、ノートパソコンとドッキングステーション、DVカメラとドックといった使用法がパネルで提案されていた。 DVD用途としては、2波長半導体レーザを発光する「TOLD2000/2001MDA」を展示。CD-ROM用とDVD-Video用といった、波長の異なるレーザーを1つのピックアップヘッドから照射でき、会場では搭載された三洋電機のDVDプレーヤーとともに出品。ヘッド内の省部品化を訴求した。
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■ シャープ 「OP i.LINK」は、IEEE 1394の光伝送規格で、モバイル機器やAV機器、情報端末への搭載を考慮している。1芯POFを使い、IEEE 1394(S100)で静止画や動画を伝送する規格で、伝送距離は最大10m。伝送速度は100Mbpsとなっている。 4月にライセンス販売が開始された以外には大きな動きはなく、展示自体も今までの内容と大きな差はないという。製品の型番も決定しておらず、サンプル出荷時期も未定。
また、ブースにはDVD-R/+R/-RW/+RW用のホログラムレーザユニットが参考出品されていた。DVD-R/RWは2倍速、DVD+R/RWでは2.5倍速の書き込みが可能。あわせて新製品として、2倍速のDVD-R/RW/RAM用の高出力半導体レーザも展示された。 オーディオ用としては、光デジタル端子の新製品を2モデル発表した。「GP1FD310TP」は、7.95×17.5×4.2mmの小型薄型タイプ。PDAやメモリオーディオプレーヤーなどへの展開をパネルで紹介していた。
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■ コニカ また、DVD-RW/DVD+RW/CD-RWに互換する2波長用レンズを2種類出品したほか、DVD/CD-RW用を3種類、DVD-CD用を4種類と、2波長レンズを大量に展示した。
■ その他
□インターオプト2001のホームページ (2001年7月17日) [orimoto@impress.co.jp] |
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