下部の「ビデオユニット」を取り外し、上部の「カメラユニット」に同梱のストロボ/バッテリユニットを装着すれば、光学10倍ズームレンズ搭載のデジタルカメラとして使用できる。記録媒体にはSDメモリーカードを使用する。バッテリはビデオユニットと共用で、ストロボ/バッテリユニット下部に装着する。 同社ではこの状態を「SDムービーカメラ」と呼び、静止画記録のほか、MPEG-4による動画、ボイスレコーディング機能が行なえる。「平日はデジタルカメラして仕事用に使い、休日はDVカメラにして家族や旅行の模様をDVテープに記録する」といった使用法を提案している。 SDメモリーカードには最大1,200×900ドットの静止画のほか、MPEG-4による音声付き動画の記録が可能。最長記録時間は64MB使用時で約1時間5分となっている。また、ボイスレコーディングは最大4時間可能。なお「ビデオユニット」装着時でも、SDメモリーカードへの静止画、動画の記録もできる。
撮像素子には102万画素CCDを採用し、静止画時で84万画素、動画時で41万画素を使用する。電子式の手ぶれ補正機構も装備。レンズは光学10倍のライカディコマー。標準バッテリによる連続撮影時間は、ビューファインダ使用時で連続約1時間5分、液晶モニタ使用時で連続約55分となっている。
7月16日発表のDVカメラ「MX-2500」や「同1000」と同様、別売のBluetoothアダプタキット「VW-BT1C」(49,800円)に対応している。デジタル静止画端子に装着することで、静止画を半径10m以内のパソコンにワイヤレスで伝送できる。テープ内、SDメモリーカード内のどちらも伝送可能。 同社では、「2階で寝ている赤ちゃんを1階のパソコンでモニタリングする」といった使用法を提案している。「VW-BT1C」の発売時期は、9月上旬の予定。
なお、同社が2001年に実施した調査によると、DVカメラユーザーの撮影頻度は「月2~3回」が最も多く、全体の30%を占めているという。この結果に同社も「(使用頻度の少なさに)今更ながら驚いている。どうやったら使ってもらえるのかをいろいろ考えた」といい、今回の分離式のアイデアに結びついたという。 また、DVカメラとデジタルカメラの使用用途に差異があることを指摘。同時に使うものではないと判断したことも、分離式の採用に踏み切った結果だとしている。
http://www.matsushita.co.jp/ □ニュースリリース http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn010806-1/jn010806-1.html □関連記事 【'99年6月2日】松下、MultiMediaCardスロットを備えたDVカメラ (PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/990602/pana.htm 【7月16日】松下、世界初Bluetooth対応の3板式DVカメラ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010716/pana.htm (2001年8月6日) [orimoto@impress.co.jp] |
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