ビクター、リニアPCM録音が可能なHS対応D-VHSデッキ
-ハイビジョンデコーダ、AAC 5.1chデコーダ搭載


11月上旬発売

標準価格:235,000円

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 日本ビクター株式会社は、HS/STD/LS3モードに対応するD-VHSデッキ「HM-DH35000」を11月上旬に発売する。価格は235,000円。

 MPEG-2に加え、AACデコーダも内蔵し、BSデジタルチューナを介さずに録画したBSデジタル番組を5.1ch再生できる。また、アナログ外部入力をデジタル録画する際に、ジッターを抑える「フレームシンクロナイザー」も搭載している。

 デジタル接続端子はi.LINK×2を装備。DVで録画したDV方式の映像をMPEG-2方式のD-VHSにダビングする「DVデコーダー」や、1080i映像を480iに変換してSTD/LS3録画する「ダウンコンバーター」、「ビットレートコンバーター」を装備する。

 BSデジタルチューナは内蔵せず。アナログ放送用チューナには、「デジタルワイドGRT」と「プリサイス3次元YC分離」を搭載。「現行地上波・CATVを美しく受信し、高画質記録する」としている。また、S-VHS部は、「4つの4メガ3次元」Y/C分離回路と、「デジタルワイドTBC」回路を装備。S-VHS ETにも対応する。

 映像出力端子は、コンポーネント(RCA×3)×1、D4×1、S/コンポジット×2を装備。ハイビジョンテレビと、色差入力のプロジェクタを同時に接続できる。

 音声面では、アナログ音声のリニアPCM(48kHz/16bit)録画に対応。リニアPCMは、HS/STDモード時に使用可能となっている。また、AACデコーダは5.1chに対応し、音声出力端子は、ステレオRCA、光デジタル出力端子に加えて、アナログ5.1ch出力端子も備えている。

【主な仕様】

  • 受信チャンネル:VHF 1~12ch、UHF 13~62ch、
               CATV C13(63)~C63(113)ch、アナログBS 1~15ch
  • 予約プログラム数:1年間24プログラム
  • 入力端子:S/コンポジット×各3、ステレオRCA×3(前面、アナログBSデコーダ入力含む)
  • 映像出力端子:コンポーネント(RCA)×1、D4×1、S/コンポジット×各2
  • 音声出力端子:ステレオRCA×2、アナログ5.1ch×1、光デジタル×1
  • その他入出力端子:i.LINK(4ピン)×2(MPEG2-TS入出力/DV入力兼用、前面含む)
                BS検波出力×1、ビットストリーム出力×1
                アンテナ入出力端子×1、BSアンテナ入出力×1、JLIP端子×1
  • 消費電力:55W(動作時)/62W(BS電源使用時)
  • 外形寸法:455×385×105mm(幅×奥行き×高さ)
  • 重量:約6.1kg

□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/index.html
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/products/vcr/HM-DH35000.html
□関連記事
【8月22日】日立、リニアPCM対応のアナログ入力専用D-VHSデッキ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010822/hitachi.htm
【2月27日】ビクター、BSデジタルハイビジョンをそのまま録画できるD-VHSデッキ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010227/victor.htm

(2001年9月26日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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