DVStorm-RT/LightのDVコーデックがPentium 4に対応 －アップデートプログラム公開、PremiereのDMCをサポートなど

　カノープス株式会社は、ノンリニア編集システム「DVStorm-RT」と「DVStorm-RT Light」のアップデートプログラムを公開した。バージョンは1.03。ファイルサイズは約10.8MB。対応OSは、Windows 98 SE/Me/NT 4.0/2000。

　今回のアップデートでは、特定環境下での不具合を改善するほか、ソフトウェア「DV-CODEC」のエンコード画質の向上や、Pentium 4の拡張命令SSE2に対応させるなどの機能向上が図られた。SSE2対応により、タイムライン上でのMPEG変換速度などが若干速くなるとしている。

　またAdobe Premiere上で、ビデオクリップの速度を画質を保ったまま自由に設定できるDMC(Dynamic Motion Control)に対応した。

　なお、アップデートにより改善される内容は以下の通り。

【ドライバ】

• ある環境でバッチキャプチャが正しく動作しない問題を修正
• ある環境でDV機器に正しく録画できない問題を修正
• ある環境でビデオ機器に正しくアナログ出力できない問題を修正
• ある環境でアナログ入力から正しくキャプチャできない問題を修正
• 「DV-CODEC」のエンコード時の画質を改善
• 「DV-CODEC」をSSE2に対応

【StormEdit】

• タイトルエフェクトでSoftWipe UPをINに設定した場合、Wipeの境界にゴミがでる問題を修正

【StormNavi】

• ステータスバーに、リストのトータルデュレーションを表示するように変更

【Premiere Edit プラグイン】

• タイトルエフェクトでSoftWipe UPをINに設定した場合、Wipeの境界にゴミがでる問題を修正
• 「速度」のオプションとして「ちらつき防止」、「インターレース解除」をサポート
• DMCをサポート

□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□ダウンロードページ
http://www.canopus.co.jp/download/dvstormlt.htm
□製品情報
http://www.canopus.co.jp/catalog/dvstorm/dvstorm-light_index.htm
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(2001年9月28日)

[minam-ku@impress.co.jp]