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「X-HD1」は、6GB HDD、MGメモリースティックスロット、CDプレーヤー、アンプで構成された本体部と、7cmユニット2つを用いた位相反転式ステレオスピーカーを組み合わせた音楽再生システム。同社では「ハードディスクデジタルジュークボックス」と呼んでおり、CDからHDDへ、HDDからMGメモリースティックへの録音が行なえる。 CDからMGメモリースティックへの直接記録は不可能。著作権保護機能として、MGのほかSCMS(Serial Copy Manegement System)にも対応している。 音声圧縮フォーマットはATRAC3。記録ビットレートは132/105kbpsをサポートし、HDDへの記録時間は132kbpsで約88時間、105kbpsで約110時間となっている。 CDプレーヤーには、読み取り最大8倍速(平均5倍速)のものを使用。60分CDなら約12分でHDDへの録音を完了する。また、HDDには数年前から2001年上半期にかけて発売された約8万件のCDタイトルデータを内蔵。該当CDをセットするとアルバム名、アーティスト名、曲名を自動で表示する。CD TEXTのテキストデータもHDD内に記録可能で、本体前面のLCDは漢字表示にも対応している。 本体にUSB端子を搭載し、ATRAC3に対応するソニー製ポータブルメモリプレーヤーと接続して、HDD内のATRAC3データをメモリプレーヤーに録音可能。なお、HDDからの出力のみをサポートし、パソコンとの接続には対応していない。 そのほかの入出力端子は、アナログ/光デジタル兼用のAUX IN、アナログ出力端子、サブウーファ出力端子、ヘッドフォン端子を各1系統搭載している。デジタル入力時の対応サンプリング周波数は、32/44.1/48kHzの3種類。 内蔵アンプの実用最大出力は2.5W×2ch。本体部の外形寸法は135×140×114mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.2kgとなっている。 スピーカー部には、新開発の「DIRECT-DIFFUSEスピーカー」を採用。7cmユニット2つを正面と天面に配置し、直接音と間接音を同時に出力。「音に包み込まれるような臨場感を実現した」という。また、エンクロージャは3mm厚のアルミ無垢材を使用し、「不要な共振を抑えた」としている。外形寸法は95×95×195mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1kg(1本)。
【主な仕様】
□パイオニアのホームページ (2001年10月23日) [orimoto@impress.co.jp] |
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ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp