店頭でも受注を受け付けるほか、公式直販サイト「パナセンス」でも12月1日から受け付けを開始する。パナセンスでの限定数は50台だが、店頭受注分に限定数は設けられていない。 「DVD-H2000」は、アルミダイキャストシャーシやダイレクトマウントメカニズム、ガラスエポキシ基板などを投入したハイエンドユーザー向けのフラッグシップモデル。DVDビデオとDVDオーディオのほか、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生に対応している。DVD-RAM、DVD-Rの再生もサポートする。 映像DACは54MHz/12bitで、プログレッシブ出力が可能。I-P変換は、24p→60p変換、60i→60p変換に加え、30p→60p変換も行なえる。また、ノイズリダクションは「ブロックノイズリダクション」、「モスキートノイズ」、「3次元ノイズリダクション」の3種類を利用できる。 音声DACは、DVDオーディオに対応する192kHz/24bitのものを採用。また、デジタル出力88.2kHzに対応する「デジタルリマスタープロセッシング」回路も搭載している。アナログ出力回路は全ch(8ch)ともアンプを独立させ、A級電圧制御のクラスAA回路としている。 同一クオリティのマルチチャンネル回路と、最高レベルの部品を使用したという2ch回路を独立構成。さらに2ch再生時には、マルチch回路の電源をトランスの負荷から切り離し、純粋な2chプレーヤーとして動作する。基板もL/R対称にレイアウトされるため、DAコンバータオペアンプなども、相互干渉のない左右独立の配置となる。 コンデンサには、竹繊維混入のセパレータを使用する独自の「TAKEHコンデンサ」をさらに改良した「TAKEH II VER.3コンデンサ」を搭載。中高域の音質を改善するとしている。 また、1.6mm厚鋼板3枚を積層構造としたアルミダイキャストシャーシ、3.2mm厚のトップパネル、ハイカーボン鋳鉄製インシュレータ、3P-2Pタイプ極太電源コードなど、高音質のためのパーツを投入。スチールケースに入れてシャーシに固定する「ドライブシェルター構造」や、ドライブユニットと主要回路基板をシャーシにダイレクトに固定する「ダイレクトマウントメカニズム」などの制振構造も採用している。 映像出力は、コンポ―ネント×1系統(525i用、RCA)、プログレッシブ×1系統(525p用、BNC)、S映像×2系統、コンポジット×1系統(RCA)で、アナログ2chは真鍮削り出しに金メッキ処理が施されている。音声出力は、光デジタル×1系統、同軸デジタル×2系統、アナログ2ch×2系統、アナログ5.1ch×1系統となっている。 なお、光デジタル端子には新タイプの広帯域(25Mbps)光コネクターを採用。同軸デジタル端子には、トロイダルコアタイプのパルストランスを採用している。
【主な仕様】
□松下電器産業のホームページ (2001年11月30日) [orimoto@impress.co.jp] |
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