ATI、放送業界標準対応のアナログビデオデコーダチップ


1月15日発表



THEATER200
 ATIテクノロジーズジャパン株式会社は、アナログビデオデコーダ兼オーディオプロセッサチップ「THEATER200」の開発を発表した。チップベースでの量産は2002年第1四半期に開始される見込み。

 THEATER200は、PC、テレビ、STB、ビデオレコーダなどに向けたプロセッサ。コンポーネント、S映像、コンポジットのアナログビデオをキャプチャし、ITU-656準拠のデジタルビデオに変換する。NTSC、PAL、SECAMの各方式に適合し、コンポーネント入力はハイビジョンにも対応している。

 映像のほか、音声IFや複合オーディオ出力のキャプチャも可能。オーディオ復調、ステレオ複合化、I2S(インターIC音声)を介した複合化オーディオの出力も行なえる。BTSC、DUAL FM、EIA-J、NICAMもサポートする。

 このほか、入力ソース選択、偽装防止フィルタ、アナログのフロントエンド回路、二重12bit DACを搭載。ビデオ複合器には、マクロビジョン検出、垂直・水平スケーラ、適合型2Dコムフィルタも備えている。

□ATIテクノロジーズジャパンのホームページ
(1月15日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.ati.com/jp/pages/
□製品情報(加ATI)
http://www.ati.com/na/pages/technology/hardware/rage_theater200/
□関連記事
【2001年10月18日】ATI、BSデジタルにも対応する統合チップ「XILLEON 220」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011018/ati.htm

(2002年1月15日)

[orimoto@impress.co.jp]

I
◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】

00
00  AV Watchホームページ  00
00

ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.