ビデオプロセッサには、「動き適応IP変換処理」、「拡大/縮小フィルタ」、「拡大追従型輪郭強調処理」、「カラーマネジメント機能」といった機能と、それらを映像ソースごとに再配置可能な「高精細デジタルマルチコンバージョン(HDDMC=High Definition Digital Multi Conversion)方式」などを採用。これらを1チップ処理する同社開発のPDP専用フルデジタル・ビデオプロセッサ「AVM(Advanced Video Movement)」を搭載している。 画質調節機能として、劇場の明るさを想定し、入力映像レベルにより信号処理パラメーターや放電タイミングもコントロールする「ファインモード」のほかに、「ダイナミック」、「リアル」など計6種類の映像モードを装備。さらに色温度をRGB各色256レベルで、ノイズリダクション4レベルの調節も可能。また、2×2の4画面、3×3の9画面を構成できる「マルチパネル」にも対応できる。 入力端子は、コンポジット(BNC)×1系統、S映像×1系統、D-Sub15ピン(アナログRGB)×1系統、BNC×5(アナログRGB、コンポーネント兼用)×1系統、DVI-D×1系統、ステレオRCA音声入力×3系統を搭載。加えて、国内仕様モデルのみD4端子を1系統を装備。そのほかにもスピーカー出力×1系統、コントロール用のRS-232C(D-Sub9ピン)×1系統も備えている。 なお、本体には「61V型で最大出力」(同社)という、出力20W×2(4Ω)のΔΣ1bit方式デジタルアンプも搭載している。 また、オプションスピーカー「P-61SP01H/S」も同時発売される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8万円前後の見込み。4ウーファ、1ツイータ構成で、再生周波数帯域は65~30,000Hz。定格入力が30W、最大入力が100W。外形寸法99×95×862mm(幅×奥行き×高さ/1本)、重量3.8kg/1本となっている。
□富士通ゼネラルのホームページ (2002年1月30日)
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