DVDプレーヤーとAVコントロール機能を一体化したセンターユニットと、フロント/リアスピーカー、センタースピーカー、アンプ内蔵のサブウーファで構成された5.1ch再生システム。アンプはサブウーファに内蔵し、出力は40W×5ch(フロント/リア)、50W×1ch(サブウーファ)となっている。再生可能なディスクは、DVDビデオ、DVDオーディオ、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW。CD-R/RWに記録したMP3も再生できる。 サラウンドデコーダは、ドルビーデジタル、DTS、MPEG-AAC、ドルビープロロジック IIを搭載。さらに、6.1chのデコーダも内蔵し、リアスピーカー2本でリアセンターチャンネルをファントム再生できる。同社では、DVD一体型システムでは初めての採用としている。また、独自の「シネマDSP」も搭載し、計23種類のサウンドプログラムを選択可能。ヘッドフォンでシネマDSPを再現する「サイレントシアター」も備えている。 映像出力としてコンポーネント端子を備えており、プログレッシブ出力も可能。フィルム素材用の「3-2プルダウン検出型IP変換」や、ビデオ素材用の「動き適応型IP変換」を搭載している。また、一体型システムとしては初めてFaroudjaの輪郭補正技術「DCDi回路」を装備した。 音声出力には、光デジタル×1系統のほか、アナログ6chプリアウトも装備。さらに、S映像/コンポジット×各3系統の映像入力も可能なほか、光/同軸デジタル×各1系統、アナログ×4系統の音声入力も行なえる。 コントロールセンターの外装には一部アルミパネルを使用。また、DVDプレーヤー機能とAVアンプ機能をそれぞれ独立したディスプレイに表示し、内容を同時に確認できる。コントロールセンターの外形寸法は435×360×84mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6kg。 フロント/リアスピーカーは、バスレフ型の2Way2スピーカー。ユニットには100mm口径のウーファと25mm口径のツィータを搭載している。壁掛けにも対応し、外形寸法は120×92×250mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.1kg。センタースピーカーは70mmウーファ×3、15mmツイータで構成されたバスレフ型2Way4スピーカー。スピーカー別に色分けされた「カラーソケット式ターミナル」を採用したことで「迷うことなくスピーカー接続が可能」という。 サブウーファは、単品サブウーファにも使われている「A-YST(アドバンスト・ヤマハ・アクティブサーボ・テクノロジー)方式」を採用したバスレフ型。空気そのものの振動を最大限に利用し「重低音をクリアに再生する」としている。ユニット口径は160mm。外形寸法は200×416×395mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.7kgとなっている。
□ヤマハのホームページ (2002年3月7日) [orimoto@impress.co.jp] |
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