BCS-DH2200は、110度CSデジタル放送とBSデジタル放送の両方を受信できるデジタルチューナ。同社製プロセッサのSH-4と64MBメモリの搭載により、EPGなどの高速表示を実現したとしている。 1080i/720p/480p/480iの各信号に対応。ただし、出力は1080i/480p/480iに固定される。また、映像処理回路には、同社のプラズマテレビと同じ「アドバンスド・プログレッシブ技術」を採用する「フルHDグラフィックスLSI」を搭載。4:3の480i信号を16:9の1080iにアップコンバートする機能を備えるほか、「オートワイド機能」も設定できる。 また、新聞のラテ欄に似た表示形式で1週間分の番組内容を表示する「サテライト ラテ欄」を装備。リモコンの「番組表」ボタンを押すだけで作動し、各プラットフォーム毎の情報は「BS/CS1/CS2」ボタンを押すごとに切り換えられる。 そのほか、良く見るチャンネルをプリセットできる「サテライト マイチャンネル」、放送中および放送予定の番組をジャンル別で表示する「ナビ選局」、EPGの詳細表示を対象にした「キーワード検索機能」といった機能も搭載している。 映像出力には、コンポーネント(RCA)×1系統、D3×1系統、S映像/コンポジット×2系統を装備し、i.LINK×2系統、光デジタル音声出力×2系統、アナログ音声出力×2系統も搭載。さらに、1系統のS映像/コンポジット入力とアナログ音声入力を備え、AVセレクタ機能も搭載している。 本体前面には、受信モードを4色で表示する「デジタル インフォ ウインドウ」を装備している。表示色は、HD放送=青、SD放送=緑、ラジオ・データ放送=紫、録画予約実行(番組固定)時=橙となっている。 外形寸法および重量は、430×213×70mm(幅×奥行き×高さ)、2.8kg。本体に「クリフカット」と呼ぶ新デザインを採用し、「斬新かつ軽快感のあるスタイリッシュなデザインに仕上げた」としている。
□日立のホームページ (2002年3月19日) [orimoto@impress.co.jp] |
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