DiMAGE 7iは、2001年6月発売の「DiMAGE 7」をブラッシュアップした後継機種。2/3型524万画素(有効約495万画素)CCDの搭載や、35mm判換算で28~200mm相当の光学7倍ズームレンズといった基本仕様は継承している。P-in Comp@ctなどのPHSカードを使った通信機能も引き続き搭載されている。 記録メディアはCF Type 2。PCインターフェイスはUSBで、対応OSはWindows 98/98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 8.6~9.2.2/X 10.1~10.1.3。電源には単3電池4本を使用し、約200枚の撮影が可能としている。
DiMAGE 7からの主な変更点は、AF速度やシャッター速度の高速化、連写機能の強化など。また、液晶モニタがアモルファスシリコンTFTから1.8型低温ポリシリコンTFTへと変更され、視野角と応答速度が向上。さらにビューファインダもsRGBに則した色再現に変わった。 AF速度はDiMAGE 7比で約2倍に高速化し、従来1/2,000秒からだったシャッター速度は、1/4,000秒まで可能になった(P、Aモードのみ)。また、AF動作完了後にフォーカス位置を変更できる「ダイレクトマニュアルフォーカス」も搭載している。 連写機能は、従来の秒2コマ撮影に加え「ウルトラハイスピード連続撮影モード」を選択できるようになった。これは、1,280×960ドットの解像度で秒7コマの連続撮影を行なうモードで、撮影後に640×480ドットの動画へと変換することも可能。ただし、シャッター速度が1/8秒より高速側の設定時のみ作動する。
また、デジタルエフェクトコントロールには、「露出」、「彩度」、「コントラスト」に加え、カラーフィルタを使ったような効果が得られるモードも追加された。暖かみのある赤から冷たい感じの青まで、7段階で制御可能。ブラケット撮影と組み合わせて利用することもできる。 このほか、リアルタイムヒストグラム表示、ワイド端でのマクロ撮影、マニュアルフォーカスでのピント位置記憶などが追加されている。なお本体形状はDiMAGE 7と同じだが、グリップ上部に人差し指用のくぼみがついた。外形寸法は117×112.5×90.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約525g(本体のみ)。
□ミノルタのホームページ (2002年3月19日) [orimoto@impress.co.jp] |
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