デコーダは、DTS/ドルビーデジタル/ドルビープロロジック II/AACに加え、6.1chのDTS-ES/ドルビーデジタルEXにも対応。 アンプ出力は105W×6(定格出力)。ビデオ/オーディオ基板は分離構成で、ターミナルはバナナプラグ対応のネジ式。DACには96kHz/24bitのものを採用し、そのほかにも「クリスタル社製DSPチップなど高品位パーツや、電源トランスなど電源供給パーツにも厳選した一級パーツを使用した」という。さらに、SN比を向上させる同社独自の「WRAT」に使われている技術「ノン・スケーリング・コンフィグレーション」、「オプティマム・ゲイン・ボリュウム」を搭載して高音質化を図っている。 マルチチャンネル再生時の機能として、スクリーンの背後にスピーカーを設置している映画館に合わせて、高域成分を低減させて音を自然に再生するという「シネマ・フィルター機能」や、LFE信号がない音源の低音を補強する「ダブル・バス回路」を搭載。また、サブウーファのクロスオーバー周波数は、80/100/120Hzから選択できる。 独自の音声調節機能として、DTS Neo:6のMusicモードのセンターchの信号レベルのバランスを6段階で調整する「Center Image」や、ドルビープロロジック II Musicモード時に前方の音場を横方向まで広げる「Pro LogicIIMusic Panorama」、音場を前方/後方に7段階で調整できる「Pro LogicIIMusic Dimension」、センターチャンネルの音像をセンタースピーカーの有無にあわせ可変調整できる「Pro LogicIIMusic Center Width」機能を装備。 そのほかにも「Orchestra/Unplugged/Studio-Mix/TV Logic/All Ch Stereo」の独自サラウンドモードや、ダイナミックレンジを圧縮するレイトナイトモードも用意されている。また、音質調整回路を通さずビデオ回路の電源/表示を切ってノイズの発生源を抑える2ch再生用の新機能「ピュアオーディオモード」も備えている。 映像入出力端子には、S/コンポジット入力×5、S/コンポジット出力×2のほか、D4入力×2/コンポーネント(RCA×3)入力×2、D4出力×1/コンポーネント(RCA×3)出力×1も装備。OSD機能も装備し、入力ソースごとに詳細設定することもできる。 【主な仕様】
□オンキヨーのホームページ (2002年4月11日)
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