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標準価格:「RDC-7 UPG2」43万円
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両機種とも、現在受け付け中のアップグレードサービスと同じ変更が加えられた。具体的には、THX Ultra2、ドルビーデジタルEX、DTS96/24へ対応。また、使用パーツを一新し「徹底的な音質面でのチューニングを施した」としている。 なお、従来機からの変更点には、2001年4月に実施されたDTS-ES、ドルビープロロジック II、AACへの対応アップグレードも含まれている。出力や入出力端子の系統数など、基本スペックに変更はなく、本体デザインやサイズも同一となっている。
■ RDC-7 UPG2
オンキヨー、APOGEE、Balanced Audio Technology、Lucasfilmのコラボレーションで生まれたAVブランド「IntegraResearch」シリーズのコントロールアンプで、月産台数は100台という高級機。AM/FMチューナも搭載している。 対応サラウンドフォーマットは、Dolby系が、THX Ultra2、ドルビーデジタルEX、ドルビーデジタル、ドルビープロロジック II。DTS系は、DTS 96/24、DTS-ES(ディスクリート6.1/マトリクス6.1/Neo:6)、DTSをサポートしている。このほか、MPEG-AACのデコードも可能。フロントスピーカーでバーチャルサラウンドを再現するという「Theater-Dimensional」も搭載している。 Cirrus Logic製24bitのDSPを2個装備し、192kHz/24bit対応のDAコンバータを全チャンネルに搭載。また、APOGEE製のロー・ジッター・クロックシステム」や、オンキヨー独自のアナログ波形再現技術「VLC(ベクター・リニア・コンバーター)」も採用する。さらに、オンキヨーのワイドレンジテクノロジ「WRAT」も搭載するなど、音質面でさまざまな技術を投入している。 また、小音量時のSN比を改善するという「リニア・オプティマム・ゲイン・ボリュウム」を採用するほか、ダウンミックス時でのSNの劣化を防ぐ「ノン・スケーリング・コンフィギュレーション」も装備している。SN比は100dB、周波数特性は5Hz~100kHzとしている。 映像入力端子は、コンポーネント×3、S端子×6、コンポジット×6。映像回路にはMaxim製ビデオアンプを使用している。音声入力は、同軸デジタル×5、光デジタル×3、AC-3RF×1、アナログ2ch×10、アナログ7.1ch×1、アンプ入力端子×3(フロントL/R、センター)を備える。2ゾーンへのアナログ出力も可能。外形寸法は435×440×196mm(幅×奥行き×高さ)、重量は16.2kg。
■ TX-DS989 Ver2
定格出力170W×7chアンプを搭載したプリメイン一体型AVアンプのフラッグシップモデル。出力などの基本仕様は従来機と同じだが、RDC-7 UPG2同様、対応フォーマットが追加された。THX Ultra2、DTS96/24をはじめ、RDC-7 UPG2と同じフォーマットに対応する。AM/FMチューナも内蔵している。 Cirrus Logic製24bitのDSPや192kHz/24bitのDAコンバータ、ノン・スケーリング・コンフィグレーション、WRATといった、RDC-7 UPG2と同じ音質向上回路を搭載。さらに、映像面では、ラインダブラ使用時の映像と音声のズレを補正する「AVシンク」や、「コンポーネントビデオ切り換え」も装備している。 入出力端子の数もRDC-7 UPGと同じ。次世代デジタルAVネットワークに備えた拡張ボードスロットを装備するほか、AMXなどに使用するRS-232C端子も搭載する。外形寸法および重量は、は435×451×196mm(幅×奥行き×高さ)、22kg。
□オンキヨーのホームページ (2002年4月11日) [orimoto@impress.co.jp] |
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ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp