標準価格:オープンプライス
連絡先:クリエイティブメディア クリエイティブメディア株式会社は、スピーカーの新製品を4月下旬に発売する。ドルビーデジタル/DTS対応の5.1chシステム「Inspire 5.1 Digital 5600」、チタンドライバとデジタルアンプを内蔵した「TravelSound」、2chアクティブスピーカー「Inspire 2.0 1300」の3機種をラインナップ。 価格はすべてオープンプライスだが、店頭予想価格はそれぞれ、29,800円前後、12,800円前後、4,980円前後と見込まれる。 ● Inspire 5.1 Digital 5600 Inspire 5.1 Digital 5600は、2001年11月下旬に発売した「Inspire 5.1 Digital 5700」の下位モデルにあたる。5700から、センタースピーカーと、サブウーファを変更することにより低価格化を図り、5700(標準価格44,800円)より実売価格ベースで約1万円安くなった。
5.1chデコーダ内蔵アンプ、サテライトスピーカー5本、サブウーファをセットにし、ドルビーデジタルとDTSに対応。さらに、アナログステレオ信号を5.1chサラウンドで再生する「CMSS(Creative Mulit-Speaker Surround)」も搭載している。 サブウーファが、5700の262×264×284mm(幅×奥行き×高さ)/4.7kgから、220×222×250mm(同)/ 3.6kgに小型化。ただし、隔壁により独立した2つのチャンバーに、マスタドライバとスレーブダイヤフラムの2つのユニットを同軸に配置した密閉型システム「Creative SLAM(Symmetrically Loaded Acoustic Module)」は継承している。
また、5700ではセンタースピーカーのみに湾曲型バッフルを採用していたが、5600では他のサテライトスピーカーと同形状となった。サテライトスピーカーは96×112×92mm(幅×奥行き×高さ)、重量0.5kgのものが5つ付属する。 5.1chデコーダ内蔵アンプはデザイン、機能とも5700とほぼ同じ。しかし、最大出力がサブウーファは24W(5700は30W)、センターチャンネルが18W(同21W)、フロント/リアチャンネルが6W(同7W)に下げられた。
デジタル入力端子は、光デジタル、同軸デジタル、デジタルDINを各1系統装備する。再生周波数帯域は35Hz~20kHz。外形寸法は75×170×251mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.2kg。ワイヤレスリモコンも付属する。
□「Inspire 5.1 Digital 5600」のニュースリリース ● TravelSound チタンドライバとデジタルアンプを採用した、外形寸法154×50×65mm(幅×奥行き×高さ)、重量300g(本体のみ)の小型ステレオアクティブスピーカー。折りたたみが可能で、キャリングバッグも付属する。 チタン製マイクロドライバを使用し、「ドライバの効率およびサウンドの明瞭度を増強した」としている。さらに、ワンチップ化されたデジタルアンプを採用したことにより、単4乾電池4本で最大35時間(10mW出力時)の再生が可能となっている。また、ユニバーサル仕様(100V~240V)のACアダプタアダプタも添付される。
入力はステレオミニ1系統で、ヘッドフォン端子(ミニステレオ)も備えている。さらに、「サウンドステージを広げ、ステレオ感が増す」というワイドステレオエフェクト機能も搭載する。最大出力は2W/ch、周波数帯域は150Hz~20kHz、SN比は80dB。電源ランプには青色LEDが使用されている。
□「TravelSound」のニュースリリース ● Inspire 2.0 1300 Inspire 2.0 1300は、防磁スピーカーユニットを木製のエンクロージャに収容したアンプ内蔵アクティブスピーカー。スピーカーのフロントバッフルには、最適化されたフレア型を採用。さらに、サイドフレアベントにより、「低音域の広がりを高めつつ、音響の乱れを低減させる」としている。 入力はピンジャックとステレオミニジャックの2系統。フロントにヘッドフォンジャックと、ボリューム、バスおよびトレブルコントロールを備え、電源ランプには青色LEDが使用されている。 出力は5W/RMS、周波数特性は90Hz~18kHz、電源は付属のACアダプタをで供給する。外形寸法は99×131×211mm(幅×奥行き×高さ、右スピーカーの奥行きは149mm)、重量は左スピーカーが0.9kg(ケーブル付き)、右スピーカーは1.0kg。
□「Inspire 2.0 1300」のニュースリリース
□クリエイティブのホームページ (2002年4月12日) [furukawa@impress.co.jp] |
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