オンキヨー、幅155mmのINTEC 155にホームシアターシステムを追加
―AAC、プロロジック IIに対応、DVDプレーヤーも発売


BASE-V10
5月21日発売

標準価格:「BASE-V10」60,000円
      「DV-S155」40,000円

連絡先:カスタマーセンター
    Tel.0570-01-8111



 オンキヨー株式会社は、幅155mmのミニコンポシリーズ「INTEC 155」にホームシアターシステム「BASE-V10」を5月21日に追加する。価格は6万円。

 同時に、プログレッシブDVDプレーヤー「DV-S155」を発売する。価格は4万円。


■ BASE-V10

 BASE-V10は、ドルビーデジタルやDTSなどをデコードするAVコントローラと、サテライトスピーカー×5個、6chアンプ内蔵のサブウーファで構成するホームシアターシステム。AVコントローラの本体幅をINEC 155に合わせて155mmとしているのが特徴で、システムリモコンが付属する。

 また、5月16日発売の東芝製プラズマテレビ「35P2700」に対応する「RI-EX端子」を装備。BSデジタル放送などの音声を35P2700のリモコンでボリューム操作できる。テレビ音声の自動ミュートや、電源のON/スタンバイも連動する。

● AVコントローラ

 ドルビーデジタル、DTSに加えて、ドルビープロロジック II、MPEG-AACのデコードにも対応。さらにオリジナルのサラウンドモードとして「TV LOGIC」、「HALL」、「ALL CH STEREO」、「STUDIO」を備えている。AM/FMチューナも搭載する。

 入力端子は、光デジタル×2系統、アナログ×3系統を装備。出力は、専用の5.1chアナログ端子のほか、2系統の2chアナログ出力、ヘッドフォンを備える。外形寸法は155×287×94mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.1kg。

● スピーカー

 サテライトスピーカーは、8cm径のフルレンジユニットを採用する密閉型。ユニットは独自のOMFダイヤフラムを採用する。周波数範囲は125Hz~25kHz。外形寸法および重量は、85×112×120mm(幅×奥行き×高さ)、0.7kg(1本)。

 サブウーファは、最大15W×5 + 25W×1chの6chアンプを内蔵し、AVコントローラとは専用のアナログケーブルで接続。同社の上級機で採用している「Jドライブ」を採用し、スピーカーユニットには16cm OFMダイヤフラムを使用する。外形寸法は185×312×299mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8kg。


■ DV-S155

DV-S155
 27MHz/10bitのビデオDACと192kHz/24bitのオーディオDACを搭載。DVDビデオやビデオCDなど再生のほか、CD-Rに記録したMP3ファイルの再生にも対応している。

 映像出力はD2、Sビデオ、コンポジットを各1系統搭載。音声出力は、光デジタル×3系統、アナログ2ch×1系統を備えている。外形寸法および重量は、155×277×94mm(幅×奥行き×高さ)、1.8kg。

□オンキヨーのホームページ
http://www.onkyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www2.onkyo.co.jp/what/news.nsf/view/0416
□関連記事
【2月19日】東芝、業界初のBSデジタル内蔵35V型プラズマTV
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020219/toshiba.htm
【2001年9月18日】オンキヨー、セパレート構成になったミニコンポ
―「INTEC155セパレートコレクション」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010918/onkyo.htm

(2002年4月16日)

[orimoto@impress.co.jp]

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