ビクター、実売17万円のMPEG-4撮影可能な縦型DVカメラ
―アクセサリキットとパソコン接続キットを同梱


5月上旬発売

標準価格:オープンプライス

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 日本ビクター株式会社は、MPEG-4映像の記録も可能なDVカメラ「GR-DVX600K」を5月上旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は17万円前後の見込み。バッテリパック、ACアダプタ、8MB SDメモリーカードなどをセットした標準アクセサリキットと、PC接続キットが付属する。PC接続キットの対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000/XP。

 GR-DVX600Kは、1/3.8型102万画素CCDを搭載した光学10倍ズームのDVカメラ。同社独自の「スーパーハイバンドカメラ回路」を搭載し、水平解像度約530本の動画撮影が可能。また、プログレッシブ123万画素静止画撮影にも対応し、静止画の撮影サイズは、640×480、1,024×768、1,280×960ドットの3通り。外形寸法および重量は、54×96×113.5mm(幅×奥行き×高さ)、約490g(撮影時:約550g)。

 MPEG-4撮影した動画ファイルは、SDメモリーカード、MMC、に記録することができ、miniDVテープの動画をSDメモリーカード、MMCへMPEG-4変換して記録することも可能。なおMPEG-4動画は、Windows Media形式で、1ファイル最大3分間に制限される。

 PCとの接続キットを同梱しており、IEEE 1394およびUSB 1.1接続によってWeb Cameraとして使うこともできる。同じく同梱される動画編集ソフト「PIXELA ImageMixer」により、MPEG-1映像に変換してPCに転送することも可能。

 撮影をサポートする機能として、液晶モニタとファインダーを収納すると自動的に電源OFFになる「クイックパワーオフ機能」、暗い場所での撮影を可能にする「ナイトアイ」、「オートフラッシュ」、35mm判換算値で35.6mmの広角撮影が可能な「ワイドエリアモード」を搭載する。また、メディアコンバート機能により、アナログ入力された映像をDVに記録することもできる。

実撮影時間(目安)
使用バッテリ ファインダー使用時 液晶モニタ使用時
BN-V306(付属) 25分 20分
BN-V312(別売り) 1時間 50分
VU-V840KIT(別売り) 2時間50分 2時間25分
VU-V856KIT(別売り) 4時間15分 3時間40分


□ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/products/movie/GR-DVX600K.html
□製品情報
http://www.jvc-victor.co.jp/dvmain/dvx600k/index.html
□関連記事
【2月18日】ビクター、世界最小のフルフラットDV第2弾「GR-DVP7」
―CCDをメガピクセル化、実売12万円前後のエントリー機も
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020218/victor.htm

(2002年4月18日)

[nisiuti@impress.co.jp]

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