DV8300は、108MHz/12bitの映像DACを採用したDVDビデオ/SACD/DVDオーディオプレーヤー。マルチチャンネルのSACDにも対応し、SACDマルチチャンネルでのスピーカーセッティング機能も搭載した。Lucas Filmの「THX Select」も取得している。 また、ビデオCD、SVCD、DVD-R/RW、CD-R/RW、MP3ファイルの再生も可能で、DVD-RWはVRモードの再生もサポート。CD-R/RWはファイナライズしていないディスクにも対応する。さらに、ビデオCDはPAL→NTSCへの変換機能も搭載している。
マルチチャンネル用に5.1chのアナログ出力を装備し、全チャンネルに高速電圧増幅モジュール「HDAM」を採用。また、5.1chアナログ出力端子のすべてに銅プレートを追加し、各端子間で接地ゼロインピーダンスを実現している。グランド電位が固定されることで、「ふらつきのないリアルな音声再現が可能」としている。 さらに、オーディオ回路電源とビデオ/デジタル回路電源を独立配置とし、オーディオ回路に影響する高周波ノイズを遮断した。さらに、電源基板とオーディオ回路基板の間にもシールド板を組み込むなど、オーディオ部へのノイズ干渉を徹底的に防止。ビデオOFF機能も搭載してイいる。なお、オーディオDACには、192kHz/24bitのシーラスロジック製「CS4392」を採用。 映像面ではプログレッシブ出力に対応し、2-3プルダウン方式または、3次元動き適応処理が自動選択される。調節可能な項目は「YNR」、「CNR」、「ディテール」、「白レベル」、「黒レベル」、「ガンマ」、「クロマディレイ」などで、ノイズリダクションも使用できる。 アナログ5.1ch以外の音声出力として、光デジタルと同軸デジタルを1系統ずつ装備。プログレッシブ映像出力用には、コンポーネント出力端子とD2出力端子を各1系統備えている。最大外形寸法は440×307×89mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.1kg。
□マランツのホームページ (2002年5月2日) [orimoto@impress.co.jp] |
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