ソニー、PC9の後継機「DCR-PC101K」
―電源キットを同梱、CCDを107万画素に


6月1日発売

標準価格:オープンプライス

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 ソニーマーケティング株式会社は、約480gの本体に107万画素CCDを搭載したDVカメラ「DCR-PC101K」を6月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14万円前後になる見込み。

 2001年6月に発売された「DCR-PC9」の後継機。CCDが1/4型総画素68万画素から1/4.7型総画素107万画素になり、従来の640×480ドットに加えて1,152×864ドットの静止画(JPEG)撮影が可能になった。露出を変えながら3コマの連続撮影を行なう「ブラケット撮影」も使用できる。静止画はメモリースティックに保存する。

 また、アクセサリキットが別売りだったDCR-PC9と異なり、電源キットが付属するようになった。電源キットの内容は、リチャージャブルバッテリパック「NP-FM50」、ACアダプタ、8MBメモリースティック、AV接続ケーブル、リモコンなど。ただし、PC接続キット「DPCK-US20」はオプションとなる。

 レンズは光学10倍ズームのF1.8~2.0。新アクティブイメージエリア方式の手ブレ補正機能を備えている。液晶モニタは2.5型のタッチパネル式。タッチした部分にピントを合わせる「スポットフォーカス」機能や、タッチ箇所に露出を合わせる「フレキシブルスポット測光」も採用した。

 PC接続キット「DPCK-US20」を使用すれば、同社の他機種と同じく「USBストリーミング機能」が可能になる。これは、MPEG-1記録をほぼリアルタイムにPCへ出力できる機能で、PCへの画像の取り込みや編集なども可能。PCカメラとしても使用できる。

 また、メモリースティックの最大容量までMPEG-1動画を記録する「MPEGムービーEX」にも対応した。128MBのメモリースティックなら、ビデオメールモード(160×112ドット)で最大約85分、プレゼンテーションモード(320×240ドット)で最大約21分の記録が行なえる。

 電源にはインフォリチウムMバッテリを採用し、別売りのNP-QM91使用時で最大約9時間の連続撮影が可能(ビューファインダー撮影時)。外形寸法はPC9とほぼ同じ55×99×105mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約480g(本体のみ)で、10gほど軽くなった。

【主な仕様】
撮像素子1/4.7型総画素数107万画素
(動画時有効画素数 69万画素、静止画時有効100万画素)
レンズF1.8~2.0、50~500mm(35mm判換算)、光学10倍ズーム
フィルター径30mm
最低被写体照度15ルクス
液晶モニタ2.5型
電源リチウムイオン(インフォリチウム対応)Mシリーズ
消費電力3.3W(ビューファインダ撮影時)
外形寸法55×99×105mm(幅×奥行き×高さ)
重量約480g(本体のみ)
約580g(NP-FM50使用時)
約660g(NP-QM71使用時)
約720g(NP-QM91使用時)

□ソニーのホームページ
http://www.sony.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200205/02-0507/
□関連記事
【2001年4月26日】ソニー、メモリーステイックにMPEG-1撮影も可能な縦型DVカメラ「PC9」
-Mバッテリ採用で連続最大11時間撮影を実現
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010426/sony.htm

(2002年5月7日)

[orimoto@impress.co.jp]

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