価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、VT950/3Dが40万円台後半、VT930/3Dが40万円台前半、VT900/3Dが30万円台前半、VT550/3Dが20万円台後半と見られる。 また、AVノートPC「Lavie T」も新モデルになった。型名は「LT500/3D」で、出荷開始は5月30日。店頭予想価格は30万前後になる見込み。
■ VALUESTAR T 液晶ディスプレイを採用するデスクトップPC。CPUは、VT950/3DがPentium 4 2.4GHz、VT930/3DがPentium 4 2A GHz、VT900/3DとVT550/3DがPentium 4 1.8GHzを採用する。OSはWindows XP Home Edition。テレビ操作などを行なうリモコンや、USBカメラ、マイク付きヘッドフォンを標準で装備する。 ディスプレイはモデル毎に異なり、TV950/3DとVT930/3Dがテレビチューナ内蔵の17.5型ワイド(1,280×768ドット)で、VT900/3Dがチューナ非搭載の17.5型ワイド(同)、VT550/3Dが15型(1,024×768ドット)となる。なお、17.5型ワイド採用モデルは、本体とディスプレイを専用30ピンでデジタル接続している。
上位モデルのVT950/3D~VT900/3Dの特徴は、初めてDVDマルチ記録ドライブを採用したこと。DVD-R、DVD-RW、DVD-RAMの読み書きに対応するほか、CD-R/RWへのライティングも行なえる。書き込み速度は、DVD-RとDVD-RAMが2倍速、DVD-RWが標準速。CD-Rは12倍速、CD-RWが8倍速となっている。 また、全モデルに同社のテレビキャプチャカード「SmartVision HG/V」を搭載。ハードウェアMPEG-2エンコーダを装備し、ゴーストリデューサや3次元Y/C分離、TBC(タイムベースコレクタ)も備えている。バンドルソフトのSmartVisionTVで選んだ録画番組をボタン1つでDVDへ書き込む機能も新搭載した。 本体にSDメモリーカードスロットを装備するほか、PCカード Type 2、USB、IEEE 1394、Ethernetなどを装備。光デジタル音声出力やライン入出力、S/コンポジット共用ビデオ入力端子も搭載している。また、上位2モデルにはMGメモリースティックスロットとIEEE 802.11bの無線LANが内蔵されている。
AV系のバンドルソフトは、DVDライティングソフト「DVD MovieWriter for NEC」、テレビ視聴録画ソフト「SmartVision/TV」、EPGソフト「SmartVision/EPG」など。録画画像をネットワーク経由でほかのPCで受信・再生する「SmartVision/SERVER」も入っている。
■ LaVie T
17.5型ワイド液晶ディスプレイを搭載したノートPC。CPUはPentium III-M 1GHzで、メモリはPC133 SDRAM 256MB(最大1GB)、HDDは約40GBを搭載する。光学ドライブはDVD-ROM/CD-R/RWドライブを採用。 テレビチューナを内蔵し、F型同軸のアンテナ入力も本体に装備。テレビ映像はMPEG-2で録画できる。ディスプレイの解像度は1,280×768ドットで、バッテリ駆動時間は約1.45時間となっている。OSはWindows XP Home Editionを採用。 従来モデル同様、SD、メモリースティック共用のスロットを備え、スロットに挿入できるポータブルMP3プレーヤー「infoAudio」に対応。また、平面型の外付けスピーカーとリモコンを同梱する。さらに、今回からはUSBカメラ、マイク付きヘッドフォンも標準搭載となった インターフェイスは、USB 1.1、IEEE 1394、アナログRGB、Ethernetなど。ビデオ、サウンド系のインターフェイスとして、コンポジット入力、S映像/コンポジット出力、同軸デジタル音声入出力、光デジタル音声出力、ライン入出力、マイク入力、ヘッドフォン出力を備える。外形寸法および重量は、365×250×49mm(幅×奥行き×高さ)、約4.2kg。
(2002年5月10日) [orimoto@impress.co.jp] |
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