ソニーは、Palm OS搭載のPDA「PEG-T650C」を6月8日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円弱になる見込み。ATRAC3とMP3の再生に対応し、ボリュームコントロール付のヘッドフォンが付属する。 PEG-T650Cは、日本語版Palm OS 4.1を搭載したPDA。CPUはDragonball Super VZ 66MHz。メモリは16MB(DRAM)/8MB(Flash)。液晶は320×320ドット 65,536色表示対応の半透過型TFTを採用している。サイズは71.8×12.5×118mm(幅×奥行き×高さ)、重量約140g。カラーはサテンシルバーのみ。
前モデルの「PEG-T600C」との主な違いは、CPUのDragonball VZの動作周波数が33MHzから66MHzに向上したこと。また、エクセルシートなどの縮小・拡大表示が可能になったほか、液晶も赤や肌色の再現性が向上したという。 しかし、CPUのクロックが上がったことなどから、T600Cなどの12日間と比べ約10日間と使用可能時間が短くなっている。 また、T600C/T400でオプションになっていた音楽再生機能が復活した。使用するソフトは「Audio Player Ver.2.2」で、ATRAC3とMP3の再生に対応する。音楽再生時の連続駆動時間は、約4.5時間。ほかのソフトとの併用もできる。WAVE、またはMIDIファイルを再生する「Sound Utility Ver.1.1」も使用可能。 プリインストールされるソフトはNRシリーズとほぼ同じとなり、Word、Excelなどのデータを扱える「Documents To Go 4.0 Standard Edition」、AV機器をコントロールできる「CLIE Remote Commander Ver.1.2」などのソフトが付属する。 同梱されるUSBクレードルは、本体と同じサテンシルバー。ボリュームコントローラー付きのヘッドフォンも付属する。
また、オプションのミニキーボード「PEGA-KB20」も同日に発売される。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は5,000円弱。 サイズは89×42.5×17.5mm(幅×奥行き×高さ)。本体に装着できるコンパクトなデザインになっている。装着可能なモデルはPEG-T650、T400、T600C。キーボード単体の重量は約30g。 さらに、CFカード型の通信カードを装着するための通信アダプター「PEGA-CF61」も同日発売となる。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万5,000円弱。内蔵電池を搭載し、本体のバッテリを使用することなく通信が可能。外部バッテリとしても使用できる。
(2002年5月29日) [yamaza-k@impress.co.jp] |
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