ヤマハ、XGAワイドパネル搭載のホーム向け液晶プロジェクタ
―ファロージャ製DCDiを採用、DVI端子も装備


8月下旬発売

標準価格:オープンプライス

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 ヤマハ株式会社は、1,280×720ドットのワイドパネルを採用するホームシアター向け液晶プロジェクタ「LPX-500」を8月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50万円前後になる見込み。

 LPX-500は、1,280×720ドットのHD対応パネルを搭載する液晶プロジェクタ。2001年発売のDLPモデル「DPX-1」の設計思想を継承し、「ホームシアターメーカーならではのこだわりを随所に活かした」としている。明るさは700ANSIルーメンで、コントラストは600:1。

 対応信号は480i/576i/480p/576p/720p/1080iで、搭載する映像入力端子は、コンポーネントとD4(各1系統)。また、DVI-D、アナログRGB端子も1系統ずつ備えており、「HTPC用途も楽しめる」という。

 レンズは光学1.35倍ズームで、100型(16:9)投写時の最短距離は3.2m。新開発のハイコントラスト光学系の「ナチュラルブラック・コンセプト」により「暗部のニュアンスや微妙な階調表現も豊かに表現する」という。また、IP変換にはFaroudjaの「DCDi回路」を採用。輪郭のジャギーを抑え、「美しい映像再現を可能にする」としている。

 空間方向の色ムラ補正を画面上の600以上のポイントで行なうほか、RGB各色の独立可変カラーバランス調整を搭載するなど、色再現についてもDPX-1を踏襲している。黒レベル調整、白レベル調整、色温度、肌色調整なども可能で、調整メニューは視覚への影響を抑えるためにモノクロで表示。また、画面への影響を最小にする「1ライン」表示での調整も行なえる。

 熱排気にはシロッコファンを採用。ファンの回転数を最適化し、騒音を32dBに低減している。外形寸法は409×281×125mm(脚部含む)、重量は4.76kg。DPX-1に比べると、奥行きが半分近く短くなり、重量も3kgほど軽くなっている。

【主な仕様】
パネル解像度1,280×720ドット
明るさ700ANSIルーメン
コントラスト比600:1
対応信号480i、576i、480p、576p、720p、1080i、1080p(RGB)
映像入力コンポーネント、D4、コンポジット、S映像、DVI-D、アナログRGB
騒音32dB
消費電力240W
外形寸法409×281×125mm(脚部含む)
重量4.76kg

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/02060501.html
□関連記事
【1月10日】2002 International CES会場レポート
~ ヤマハ編:DVD+RWレコーダと液晶プロジェクタを参考出品、ほか ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020110/ces06.htm

(2002年6月5日)

[orimoto@impress.co.jp]

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