東芝、アナログVTR事業を縮小し、映像事業体制を再編


6月13日発表


 株式会社東芝は13日、2002年12月を目処にシンガポールの事業会社「東芝ビデオプロダクツ」を、同社の「映像ネットワーク事業部」に統合すると発表した。

 東芝ビデオプロダクツは、従業員45人を抱える事業会社。'95年4月に操業し、資本金は約33億円。家庭用のアナログVTRなどを中心に扱っていたが、統合後は映像ネットワーク事業部が映像録画再生機器事業として同部門を引き継ぐ。東芝は2001年に東芝ビデオプロダクツの日本法人、東芝ビデオプロダクツジャパン株式会社を統合している。

 同社では、「映像機器のデジタル化が加速するなかで、アナログVTR市場が縮小傾向にあると考えており、経営資源をデジタル分野へシフトすることで、市場ニーズに対応できる強固な事業体制を確立する」としている。なお、東芝ビデオプロダクツは2003年2月を目処に清算する。


□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2002_06/pr_j1301.htm
□関連記事
【2001年3月14日】東芝、東芝ビデオプロダクツジャパンを吸収
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010314/toshiba.htm

(2002年6月13日)

[nisiuti@impress.co.jp]

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