カノープス、Premiere BoosterをXP対応にアップデート

Premiere Booster

　カノープス株式会社は、「Adobe Premiere」用リアルタイム編集カード「Premiere Booster」の最新ドライバとアプリケーション(Ver2.00)を公開した。ファイルサイズは約9.03MB。

　今回のバージョンでWindows XPに対応し、同社製DV-CODECの名称が「Canopus DV」に統一された。また、新たにメディアコンバータ「ADVC-100/50」に対応した。

　 　ソフトウェア面では、アプリケーションに「EzEdit」と「Ez Audio」を追加し、「Raptor Video」のアプリケーション名を「EzVideo」に変更した。また、Canopus DVがSSE2に対応し、画質も向上したという。

　そのほか、以下の不具合が修正された

• プロパティウィンドウでビデオスタンダードをNTSCからPALに変更すると、プロパティウィンドウの表示が不正になる
• After Effectsで正しくレンダリングできないことがある
• EzVideoでバッチキャプチャウィンドウ表示中、ほかのアプリケーションに切り替えたとき、バッチキャプチャウィンドウの動作が不正になる
• EzVideoのバッチキャプチャダイアログで、保存先にネットワークコンピュータ上のフォルダを指定すると、AVIファイルの名称の表記が不正になる
• EzVideoで、静止画保存時に上書き保存のダイアログをキャンセルすると、以降保存できるファイルのフォーマットが減少する
• EzEditとPremiere Edit プラグインで、一部のRAIDカードから正常にデータが読み出せない

(2002年7月12日)

[kumagai@impress.co.jp]