マスプロ電工株式会社は、低雑音の屋外用CATVプリアンプ6機種を発表した。VHF用として「PA25」、「PA25SN」、「PA25LN」、「PA25HN」、UHF用として「UPA25N」、「UPA35」をラインナップ。発売日は、PA25が7月22日、PA25SNが9月17日、PA25LNとPA25HNが10月以降、UPA25NとUPA35が7月22日。価格は、PA25が25,000円、PA25SN、PA25LN、PA25HNの3機種が31,000円、UPA25Nが39,000円、UPA35が45,000円となっている。 プリアンプ(前置増幅器)は、共同受信施設でアンテナ直下に取り付けられる信号増幅器。共同受信施設の場合、増幅利得だけでなく、低雑音も重要となる。今回発表の機種は入力端子のフィルター部と増幅部の回路設計により低雑音指数を実現。「弱電解地域で使用しても、CN比の優れた伝送が行なえる」としている。 全モデルともハウジングは機密性の高いアルミダイキャスト製を採用。耐久性と長期安定性に優れるという。また、出力レベルは回転式のふたを外すだけで調整可能。消費電力は全機種とも1.5Wとなっている。 PA25は76~222MHz、PA25SNは単チャンネル、PA25LNは1~3ch、PA25HNは4~12chをそれぞれ増幅する。雑音指数は、PA25SN、PA25LN、PA25HNが2.5dB以下、PA25が3dB以下。利得は、PA25が23~27dB、PA25SN/PA25LN/PA25HNが20~25dBとなっている。外形寸法は4機種とも共通で、132×75×122mm(幅×奥行き×高さ)。 UPA25NとUPA35は、13~62chを増幅するUHF用のプリアンプ。UPA25Nは20~25dB、UPA35は30~35dBの利得を得られる。そのほかの主な仕様は共通で、雑音指数は2.2dB以下、外形寸法は両機種とも、132×75×122mm(幅×奥行き×高さ)となっている。
□マスプロのホームページ (2002年7月22日) [orimoto@impress.co.jp] |
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