NEC、BSデジタルハイビジョン録画に対応した「VALUESTAR T」


8月1日出荷

標準価格:オープンプライス

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     Tel.0120-977-121


 日本電気株式会社(NEC)は、BSデジタル/110度CSデジタルチューナを搭載したデスクトップPC「VALUESTAR T」(VT970/3D)を8月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50万円前後になる見込み。リモコンが付属する。

付属する5.1chシステムは、AAC、ドルビープロロジック IIにも対応する(写真のスピーカーはリア2本とセンター)
 同社のAVデスクトップPCのフラッグシップモデル。Pentium 4 2.4GHz、512MB DDRメモリ、160GB HDDを採用し、解像度1,280×768ドットの17.5型ワイド液晶ディスプレイも付属している。OSはWindows XP Home Editionを採用する。

 また、DVD-R/RW/RAMの読み書きが可能なDVDマルチドライブや、MPEG-2 TVカードを搭載するほか、外付けスピーカーとして、AACのデコードが可能な「5.1chスピーカ・システムEX」も同梱している。

 従来機種に対し、デジタル放送を録画できるようになったのが大きな特徴。録画ビットレートは、24Mbps、12Mbps、2.2Mbpsの3種類を選択でき、ハイビジョン映像をそのまま録画できる。

 1時間の録画必要なHDD容量は、それぞれ約10.8GB、約5.4GB、約990MB。また、デジタル放送録画時にも、タイムシフト録画・再生が行なえる。ただし、ハイビジョンを録画した映像、およびハイビジョンのライブ映像は、すべてSTD表示(480p)となる。

 また、録画したハイビジョン映像は、本体内蔵のHDDからのみ再生できる。DVD-Rなどには「簡易バックアップ機能」によるDVD-Rなどへのバックアップも可能だが、再生するには本体のHDDへ再度書き込む必要がある。

 地上波録画用のMPEG-2 TVカードには、6月発売の「SmartVision HG/V」相当の機能を搭載。リアルタイムMPEG-2エンコーダ、ゴーストリデューサ、タイムベースコレクタ、3次元Y/C分離、デジタルノイズリダクションといった高画質化回路を採用している。

 映像入力としてS/コンポジット×1系統、映像出力にS/コンポジット×2系統を装備。ディスプレイ出力は、アナログRGBとデジタルRGBの2系統を搭載する。音声は、光デジタル出力、アナログライン入力、アナログライン出力、マイク入力を備えている。

 そのほかのインターフェイスは、SDメモリーカードスロット、Type 2 PCカードスロット、USB 1.1×4、IEEE 1394(DV)×2、Ethernetなど。本体の外形寸法は、115×400×360mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約9.3kgとなっている。

□NECのホームページ
http://www.nec.co.jp
□製品情報(121ware.com)
http://121ware.com/valuestar/
□関連記事
【5月10日】NEC、DVD-R/RW/RAMドライブを初搭載した「VALUESTAR T」
―SmartVision HG/Vも搭載
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011022/nec2.htm
【2001年2月27日】NEC、BSデジタル対応デスクトップPC「VALUESTAR T」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010227/nec01.htm
【2001年10月22日】NEC、AAC/ドルビープロロジック II対応の5.1chシステム
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011022/nec2.htm

(2002年7月23日)

[orimoto@impress.co.jp]

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