IXY DV Mは、製品名に「IXY DV」を冠しているが、機能面などでは2001年8月発売の「PV130」の後継機にあたる。撮像素子は1/4型総画素約133万のインターレースCCD(補色フィルタ)で、キヤノン独自のシフト式光学手ブレ補正機能を搭載する。さらに、独自のカメラ信号処理LSI「MACS (Multi Architecture Camera System)」も採用。テープ記録時にはビデオモニタでの再生に適した色信号処理を、カード記録時にはプリントアウトを前提とした信号処理を行なう。 動画のテープ記録時には、CCDの動画撮影エリア約69万画素を使用し、電気的に縮小処理を行なって映像を記録。水平解像度520TV本を実現している。また、本体にSD/MMCスロットを内蔵し、1,280×960/640×480ドットの静止画撮影が可能。さらに、Motion JPEGで320×240ドット(連続記録約10秒)、160×120ドット(同約30秒)の動画撮影もできる。 静止画撮影用にオートポップアップ機能付きストロボも内蔵し、640×480ドットで3コマ/秒を30枚、1,280×960ドットで2コマ/秒を10枚までの連写に追従する。光学式手ブレ補正を採用したことで、電子式では補正できない静止画撮影時の手ブレ補正にも対応。さらに、奇数フィールドと偶数フィールドを同時に取り込めるメカニカルシャッターを搭載している。 レンズは、高屈折率のGmo(ガラスモールド)両面非球面で、F1.8(ワイド端)の光学10倍ズーム。焦点距離は、テープ記録時は52.7mm~527mm(35mm換算)、カード記録時は39.5mm~395mm(同)となっている。 静止画はExif2.2に対応しており、カード記録した静止画は、同社のカードフォトプリンタ「CP-100/CP-10」や、バブルジェットプリンタ「BJ 895PD/535PD」を使って、パソコンを介さずにプリントすることができる。 また、カード記録した静止画は、アクセサリキットのUSBケーブルを使って、パソコンに転送可能。さらに、DVカメラとしては初めて、IEEE 1394ファイル転送ドライバをアクセサリキットに同梱。Windows XPのみに対応し、メモリカード内の静止画ファイルなどを高速にパソコンに転送することができる。 アクセサリキットには、通信ソフトウェア「DV Messenger」も付属。DV Messengerを利用することで、インターネット経由でテレビ電話や、相手のビデオカメラの操作、カードに記録されている静止画データのファイル転送を行なえる。 なお、DV MessengerはWindows Messengerのビデオチャット機能と連動して作動するため、あらかじめWindows Messengerのビデオチャット機能を使用できる環境が必要となる。
このデジタルビデオカメラの制御はIXY DV Mだけでなく、'99年3月以降に発売されたキヤノン製デジタルビデオカメラにも対応する。DV Messengerは、同社のデジタルビデオカメラホームページ「DeeVee」より無償でダウンロードできる。 IXY DV Mの筐体には、マグネシウム合金などの金属パーツを活用。アルミ合金のマニュアルフォーカスリングや、ダイヤカット加工したロゴをアクセントとして使用している。外形寸法は60×118×119mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約530g(撮影時 約635g)。 回転式グリップベルトの採用するほか、本体背面にダイレクトプリント時のトリミング操作も行なえる、十字キー状に4つのボタンをレイアウト。側面に2.5型の約20万画素TFTカラー液晶を装備し、アナログ→DV変換(メディアコンバート)機能も内蔵している。 本体前面に白色LEDを備え、ナイトモードでの動画撮影時に補助光として併用し、ほぼ0ルクスでの撮影を可能とする「スーパーナイトモード」を実現した。静止画撮影時にはAFの補助光として点灯するほか、ストロボ撮影時の赤目緩和にも効果がある。 バッテリはPV130と同じ「BP500シリーズ」を使用。駆動時間は、アクセサリキット同梱の「BP-512」で約135分(ビューファインダー使用時)、約110分(液晶モニタ使用時)。バッテリは、本体に装着したまま充電できる。
□キヤノンのホームページ (2002年8月1日) [furukawa@impress.co.jp] |
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