株式会社東芝は、CPU、MPEG-2デコーダ、グラフィック機能を1チップに集約したデジタルハイビジョン向けLSI「TC81240TB」を開発、8月8日からサンプル出荷を開始した。サンプル価格は8,000円。今夏から量産を開始し、量産規模は月産5万個を予定している。 TC81240TBは、BSデジタル、110度CSデジタルに加え、2003年に開始予定の地上波デジタル放送にも対応するデジタル放送用LSI。米地上波デジタル放送(ATSC)もサポートしている。 3本のトランスストリームを同時入力できるトランスストリームプロセッサや、MPEG-2のHDデコーダ、ビデオエンコーダ、AAC対応オーディオデコーダといった機能を1チップで実現している。パッケージは648ピンTBGA。 米MPISのR4Kをベースにした「TX49H2コア」を内蔵し、動作周波数200MHz時で230MPISの処理が行なえる。また、メモリインターフェイスにはDDR SDRAMが使用できる。
□東芝のホームページ (2002年8月9日) [orimoto@impress.co.jp] |
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